2026年07月05日

復姓した妻と子どもの苗字で争うのでしょう

7月4日エントリの続き。

「選択的夫婦別姓が実現したら子どもの苗字は
どうするんだ」という、定番の主張をする
反対派(非共存派)の続き。

 
この反対派(非共存派)は、子どもの苗字の問題は
「あたりまえに生じ得る」とも言っています。


これまでにお話をしてきたように、
夫婦別姓を選択したところで、子どもの苗字で
トラブルが起きるとは考えられないです。

「子どもの苗字はどうする・反対派の定番の主張」
「夫婦同姓を選択すれば起きない問題」

それにもかかわらず、この反対派(非共存派)は
自信たっぷりに豪語し続けます。
ところがどのような事態を想定して、
子どもの苗字で問題が起きるというのか、
具体的なことを例によって言わないです。

このあたりで「教科書的」な反論はおしまいにして、
はっきり言ったほうがよさそうです。


「夫婦別姓の子どもの苗字の問題」が、
「あたりまえに生じる」ことが考えられるのは、
「妻や子どもたちに自分の苗字を
名乗らせないと、おれは家族と感じられない」と
思っている男性の場合です。

このような男性は、妻に望まない改姓を
押し付けている意識があります。
それゆえ選択的夫婦別姓が実現したら、
妻はきっと生来の苗字に復姓すると
かかる男性は信じていることになります。

復姓した妻は、子どもにもきっと
自分の苗字を名乗らせようとするとも、
このような男性は思っています。
自分が子どもに自分の苗字を名乗らせたいので、
妻も自分と同じだと信じているからです。

かくして、自分と妻とのあいだで
子どもの苗字はどちらを名乗らせるかで
トラブルが起きる、ということです。

「子どもの苗字でもめるのはだれか?」


くだんの反対派(非共存派)は
「父親の姓を選ぶことが多数派となった場合」を
想定して問題にしています。

子どもの苗字をどうするかで、
妻と夫と争ったら、夫が勝つことが多いと、
この反対派(非共存派)は思っているのでしょう。
自分と妻とで、子どもの苗字で争ったら
自分は勝つ自信がある、ということかもしれないです。



posted by たんぽぽ at 17:43| Comment(5) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
結局、自分が名字を押し付ける気でいますね。
現状と何も変わらないような気がします。
Posted by あいうえお at 2026年07月06日 16:45
奥さんは案外子供の姓に興味がなく「好きにして良いよ」と言うかもしれません。
Posted by あいうえお at 2026年07月08日 14:44
>結局、自分が名字を押し付ける気で

選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
男性は、自分が妻や子どもたちに
苗字を押し付けることはとうぜん
かつ不変のことと思っているのでしょう。

なので、彼ら反対派(非共存派)の男性は
自分が苗字を押し付けること前提で
お話を進めるのだと思います。


>奥さんは案外子供の姓に興味がなく

復姓した女性は、子どもにも自分の苗字を
名乗らせたいと思う可能性は
あまりないとわたしは思います。

多くの女性は、自分が生来の苗字を
取り戻せればよいと考えていて、
子どもに同じ苗字を名乗らせることには
たいして興味がないからです。

「復姓した嫁は子どもに自分の苗字を
名乗らせようとするはず」というのは、
「おれは子どもに自分の苗字を
名乗らせたいから、嫁も同じはず」という、
反対派(非共存派)の男性だから
出てくる発想だと思います。
Posted by たんぽぽ at 2026年07月12日 21:46
赤ちゃんの身体とつながってない人が名字で絆を感じると言う発言を思い出しました。
Posted by イト at 2026年07月16日 02:01
イトさん

それ、わたしも聞いたことあります。
どこまで本当かはわからないですが。

とくに因襲・反動的な男性は、自分と子どもとが
つながっていると感じられる「なにか」を求める
傾向があることは、たしかかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2026年07月19日 23:44
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