保守・右派に多いことを、参院選のファクトチェックの
検証となった記事の数から判断しました。
「ファクトチェック・保守、右派に多い誤情報」
「誤情報を発信するのは左右のどちらの
立ち位置の人に多いか?」という話題になると、
たいていは不毛な議論になります。
発言する人自身が特定の政治的立ち位置に
立脚していて、「自分と対立する立ち位置のほうに
誤情報が多いと思いたい」という
「願望」を正当化しようとするからです。
具体的な例をしめして「こちらの政治的立ち位置の
ほうが誤情報が多い」と主張することもあります。
これも自分の結論に都合のいいように、
偏った例示をすることも少なくないです。
発言者の立ち位置や例示が偏っていることを
指摘しても「おれが偏って見えるのは、
おまえのほうが偏っているからだ」と言って、
「相対主義」で自己正当化を主張してきます。
事実をどうしてもあらがえなくなると、
「ファクトチェックセンターや大手メディアは
左に偏っているから、保守・右派の誤情報ばかり
検証する」などと言って、今度は「相対主義」で
現実をひずめようとさえします。
結局は「誤情報は左右のどちらにもありえる」
「誤情報の発信は政治的立ち位置とは関係ない」
という「ものわかりのいい意見」に
落とし込んで、終わらせることが多いです。
参院選のファクトチェックの検証記事に関しては、
検証対象となった記事を発信する政党、
検証対象となる記事が発信される話題の
どちらを見ても、誤情報が「保守・右派」に
多いことは歴然としています。
「5倍に増えた日本のファクトチェック、最も誤りを指摘されたのは参政党
誰の何が検証されたのか【参院選ファクトチェック解説】」
このような明確な事実があるにもかかわらず
上述の「ものわかりのいい意見」を言えば、
そんなことを言う人も偏っていることになります。
それは実際に誤情報を発信することが多い
保守・右派に有利なように偏るということです。
「中立を気取るとかならず偏る」という、
ひとつの見本と言ってしまえばそれまでですが。
付記:
「ものわかりのいい意見」を言う人は、
議論が不毛かつ荒れているので、早く終わらせたい
ということもあるかもしれないですが。

