社会性が発達するという報告があるので、ご紹介したいと思います。
「保育園で過ごす時間が長いほど子どもの社会性が発達する-オランダ調査結果」
実験は、道順を教えるコンピュータゲームを用意し、5歳の子どもがいかにして
ことばを使わずにコミュニケーションを取るかを観察したものです。
相手が同い年のときと2歳の子どものときとで、教えかたが違っていました。
2歳の子ども相手のときのほうが、ていねいに時間をかけて教えていたのです。
実験では、相手が2歳児の時と同じ5歳児のときで
コミュニケーションの方法を変えていることを確認。
2歳児と遊ぶ時はじっくり時間をかけて、忍耐強く“どんぐり”の位置を教えており、
同年齢の子どもが相手のときとは違うコミュニケーション方法をとっていました。
これはとりもなおさず、自分と同い年のときは「これくらいわかるだろう」と考えて、
教えかたがわりあい簡潔になるのに対し、相手が小さい子のときは、
「ていねいに教えなければむずかしいのではないか」と考えて、
教えかたがていねいになる、ということだと思います。
このような相手に応じたコミュニケーションに対する配慮は、
保育園で過ごす時間の長さによって決まり、親の教育レベルや
兄弟姉妹がいるかどうかは、あまり関係がなかったのでした。
実験で明らかになったのは、パフォーマンスレベルが
その5歳児の保育の状況によって違うこと。保育園で過ごす時間が長いほど、
コミュニケーション方法をうまく適切に調整できるという結果に。
親の教育レベルや、兄弟、姉妹の有無はあまり大きな影響力を持っていませんでした。
これはちょっと考えればあたりまえかもしれないですね。
保育園で過ごせば、ほかの何人もの子どもたちと接することになります。
また子どもが接する大人たちも何人もいることになります。
保育園で過ごすことでいろいろな人と関わるのですから、
子どもの社会性が発達するのは、とうぜんと言えるでしょう。
家にいて四六時中母親と子どものふたりきりというのは、
母親がストレスを溜め込みやすくよくないといったことはよく指摘されますが、
じつは子どもにとってもあまり好ましくない、ということになります。
「三歳児神話」とか「母性本能」なんかを信じていたり、
自分の信奉する「伝統的な子育て」に美風を持っていたりして、
子どもが小さいうちは母親といっしょのほうがいいと言って、
保育園に預けることに反対する人たちは、これをどう思うのかと思います。
彼らはしょせん教条的で、実際に子どもを育てる立場にないことが多いですし、
理解しないのかもしれないです。
わたしが記事をブックマークに入れたら、リツイートをたくさんいただきましたよ。
これらのかたたちも、保育園に反対し無責任に母親に育児を押し付ける
人たちのことを、つねづねやっかいに思っているのかもしれないです。


そして実際に子育てした奥様に激怒されると思います。
そしてこの「神話」にもとづくと、3歳まで子育てを
しなければならないのは母親です。
なので、「3歳児神話」を主張する人は
その多くは、自分が3歳まで子育てすることはないです。
>子育てしていないからこそ「三歳児教育」とか言い出す
他人ごとだから無責任に言える、
ということはあると思います。
「3歳児神話」はそもそもが、女性を子育てに
縛りつけて、男性は子育てからまぬがれることを
正当化するためのイデオロギーです。
「3歳児神話」を、子育てしない人が
主張するのは、ある意味必然的と言えます。
彼らは自分の発言に説得があると
思っているものと思います。
「3歳児神話」には「科学的根拠」があると
思っているのでしょう。