2024年02月23日

反対派の偏見と先入観にもとづく主張

選択的夫婦別姓に反対を表明する、
地方自治体の議員のツイートです。

内容的には反論する余地がたくさんあります。
(反対派(非共存派)の主張なんて、
どれも反論の余地だらけだ、
と言ってしまえばそれまでですが。)

 

しめしているデータが2011年の調査です。
選択的夫婦別姓の調査なんて、
2020年以降でもたくさんあります。
ほかに新しい情報がいくらでもあるのに、
なぜわざわざ古い情報を使うのかと思います。


夫婦別姓を希望するかたは13%で少数だから
無視してよいと、この議員は言いたいのでしょう。
13%が「無視できる少数」なら、
能登の被災者も問題なく無視して
よいことになるでしょう。

統一教会の被害者も同じ理由で
無視できることになります。
献金被害なんて気にせず、自民党は堂々と
統一教会の会合に出席したり
選挙で支援を受けて問題ないでしょう。


「野党」はどこから出てきたのかと思います。
明治安田生活福祉研究所は、特定の政党とは
関係ない研究所だと思います。

この研究所のデータを参照して
選択的夫婦別姓の導入を求める
野党やその関係者の主張が近くで
引用されているわけでもないようです。

この調査は夫婦別姓を希望する
割合をしめしたものです。
だれも夫婦別姓を「勧めて」はいないです。
希望する割合をしめすとなぜに
「勧めている」ことになるのかと思います。



「情報が古い」「13%を切り捨ててよい」
「野党の主張」「希望者を示しているだけで
勧めていると解釈」、こうしたことは
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)に
広く見られることだと思います。

最初の甲府市議のツイートは、
このような反対派(非共存派)の偏見や
先入観にもとづいて調査結果が
解釈されている、ということだと思います。
posted by たんぽぽ at 13:15
"反対派の偏見と先入観にもとづく主張"へのコメント
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