2022年03月22日

「法的に合意不要=話さない」ではない

3月21日エントリの続き。

選択的夫婦別姓が実現したら、
妻が抜き打ちで旧姓に戻すと異様な危機感を
滲ませる反対派(非共存派)の続き。

 
くだんの反対派(非共存派)には、
自分が旧姓に戻すなら、その気持ちを
事前に夫に話すだろう、ということを、
わたしはツイッターでもお話しました。


3月20日エントリでお話した
内容と同じ趣旨のことです。

「知らないあいだに旧姓に戻す?」


そうしたらこの反対派(非共存派)は
こんなリプライをしてきました。
青野慶久氏のツイートを
スクリーンショットにして貼っています。

赤線を引いている箇所があります。
なにを言いたいのでしょうか?


青野慶久氏は改姓するかしないかは、
届け出制にすれば夫婦間の合意は
不要だと言っています。

「改姓しないことに関して
法的には配偶者の合意を必要としない
=夫に抜き打ちで妻が旧姓に戻す」と、
この反対派(非共存派)は
言いたいもののようです。


同じことのくりかえしになりますが、
自分が旧姓に戻したいとなったら、
法的には配偶者の合意は必要なくても、
配偶者にお話くらいはすると思います。

現在の日本の憲法では、
結婚はふたりの意思のみで成立できて、
親の合意を必要としないです。
それでも事前に結婚することを
親に話さない人はまずいないでしょう。

「法的に相手の合意を必要としない
=相手にお話もしない」ではないです。
最初の反対派(非共存派)は、
なにをすり替えているのと思います。


法的に夫の合意を必要としないゆえに、
妻は夫に抜き打ちで旧姓に
戻すことも、可能ではあります。

これも前にお話したことですが、
本当にそんなことになったら、
妻は結婚改姓が相当に不満だった
ということになるでしょう。

そのような不本意な結婚改姓を
押し付けてきた男性こそ、
問題にすることだと思います。
posted by たんぽぽ at 23:22
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