2022年01月25日

問題は自分の選択ではなく他人の選択

1月24日エントリの続き。

「夫婦別姓の授業があったら、
夫婦同姓に賛成の父母はどう思うか」と
言ってきた選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)の続き。

 
そうした父母のかたたちは、
「自分は夫婦同姓を選択するが、
他人が夫婦別姓を選択しても問題ない」と
考えるだろう、というのが
前のエントリの趣旨です。

そして「選択的夫婦別姓」だから、
夫婦同姓の選択肢は否定されないことを理解し、
共生社会の実現に賛同すると思われます。


こうしたことをツイッターでも、
問題の反対派(非共存派)に、
わたしはお話しました。


問題の反対派(非共存派)は
「自分は夫婦同姓を選択するが、
他人が夫婦別姓を選択しても問題ない」
という人を、賛成派にカウントするのは間違い、
などと言ってきました。


どこも間違っていないよ。
間違っているのは、あなたでしょう?


選択的夫婦別姓の問題は、
「他人の夫婦別姓の選択を認められるか」です。
自分が夫婦同姓と夫婦別姓の
どちらを選択しようと関係ないです。

それゆえ他人の夫婦別姓の選択を
認められるなら、自分の選択が
夫婦同姓であっても、「選択的夫婦別姓に
賛成」ということになります。


この反対派(非共存派)は、
「選択制であっても夫婦別姓のみが
議論されるべき」とも言っています。

「他人の選択を認められるか」
という問題なのに、「自分はなにを
選択したいか」を議論したら、
問題を取り違えることになります。

この反対派(非共存派)こそ、
選択的夫婦別姓問題を適切に理解しない、
間違った考えをしています。
posted by たんぽぽ at 22:08
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