2021年08月30日

反ユダヤ主義と手を組む本多勝一研究会(2)

8月28日エントリの続き。

「お仲間に反ユダヤ主義者がいる」と
指摘された「本多勝一研究会」の反論ですが、
自分たちは「イデオロギー的な仲良しクラブに
堕していない」とも言っています。

「速   報」

 
会として特定のイデオロギーを支持したり、
すり寄るような真似は不可能です。
なぜなら、当会には、本多支持者「だけ」、
あるいは本多批判者「だけ」が集まっているわけではなく、
いわゆる保守派・右派から市民派・リベラル派まで
幅広い層の方が会に参加しているからです。

なぜこうしたことが可能かというと、
私たちが行っている研究は、誤解を免れることは
出来ませんがあえて平易に言い換えるならば、
基本的には本多氏の著作の
「字句違い調査」であると言えるからでしょう。
またそうすることによって、イデオロギー的な
仲良し倶楽部に堕することなく、適度な緊張感を
持ち研究が進められると思っております。


イデオロギー的な仲良しクラブに
堕しているのではないかと思いますよ。
「反本多勝一イデオロギー」です。

本多勝一氏に対する敵意や憎悪で
集まった人たちが、本多勝一氏の
過去の著作を掘り返して、
文章の改ざんを見つけるという会に
なっているのではないかと思います。

「反本多勝一イデオロギー」で
集まっているから、反本多勝一なら
だれでもよく、本多勝一氏に恨みのある
歴史修正主義者を招き寄せることに
なんら問題を感じないのだと思います。

批判した東京グラムシ会のかたは、
「本多勝一研究会」はそのようなことをして
悦に入っている、という印象を
受けたのだと思います。


会のかたが述べている
「いわゆる保守派・右派から
市民派・リベラル派まで幅広い層の方が
会に参加」しているというのは
事実だろうと思います。

ここで問題になる「イデオロギー的
仲良しクラブ」とは、「保守派」「右派」
「市民派」「リベラル派」という
旧来のカテゴリではないということです。


このような「右も左もない」とか
「イデオロギー・フリー」とか自称する人たちは、
たいてい信用できないと思います。

「本多勝一研究会」のように、
危険思想の持ち主(ここでは反ユダヤ主義者)と
手を組むことを正当化する「言いわけ」に
使われることが多いからです。

それは前のエントリでも触れましたが、
手を組んだ危険思想の持ち主
(反ユダヤ主義者)に、一定の発言力や
影響力を与えることになります。

posted by たんぽぽ at 22:50
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