たんぽぽの礼拝堂

2021年02月23日

女を守らず危害を加える男たち

前のエントリでご紹介の、
「男は女を守っている」という認識に、
例をあげて反証したかたは、同様の議論を
以前もしたことがあると言っています。

　

えと、これ昔に同じ論争繰り広げたことあるよ。
じゃあ女性を守った事例を出してみなよ、って言ったら
「階段でトランクを持ってあげた」とか言ってて…
「それただの親切だよ、守ってあげたのと違うよ」と指摘すると顔真っ赤にして反論してたけど、最後まで”守った”という事例はでてこなかった。 https://t.co/y1qrvVe58N
— くじら (@quzi23) February 15, 2021

敗戦直後の日本が、アメリカ合衆国や
ソビエト連邦に女性を差し出した例を
しめしたのは、そのとき議論した相手に
反証するためでもありました。

最初のツイートのかたは以前の議論のとき、
「男は女を守っている」と言うなら例を出せと、
その議論の相手に言っています。
そのとき出てきたのが、「階段でトランクを
持ってあげた」「救急車を呼んだ」だそうです。

それはただの「親切」であって、
「守った」ではないと上述のツイートの
かたは反証しています。

まあ、「守る」の具体例が”席を譲った、救急車を呼んだ、スーツケースを運んだ”だけでしたので…

今回は他に何かでてくるかな？？？！ pic.twitter.com/2G3DG667ps
— くじら (@quzi23) February 15, 2021

かかる「親切」レベルのことを
「守る」というのだとしても、
「男は女を守らない」例ばかりだという指摘が、
次つぎと寄せられてます。

沢山荷物あって階段で途方に暮れる私に「荷物持ちましょうか？」と言ってくれたのは妙齢のご婦人でしたねえ…男性達は知らん顔。
そんな私は階段で途方に暮れる足の不自由な男性の荷物持ってあげました。ただの親切です。
因みに見知らぬ男性にブスだのキモいだの言われたり痴漢された事は山ほど。
— teawase-siawase (@teawase_siawase) February 15, 2021

自分語りですが男が女を守らなかった例

19歳の頃バイト先の40代店長から付き合ってないのに求婚されまして、
しかしながらその店長、私が頭のおかしい老人にセーターの襟首掴まれて振り回されても無視&傍観でした。

「親子程の年齢差・上司・求婚中」

こんな相手を守らないって何事
— misia (@misia76423155) February 15, 2021

そんな事、女の私だって年寄りにしてやってるわ。
男に荷物なんか持って貰ってないよ。
男が加害しなきゃ、誰も守られなくて済むんじゃ？
あっ息子が変な男に絡まれた時、助け出したのは女性達だった。
— おなかぽっこり (@harapokkori) February 15, 2021

「親切」レベルのことでも、
現実に「守る」ことがあるのは女性ばかり、
男性は平然と無視するようです。

なぜ「守る」のが女性ばかりかですが、
女性は苦労や負担、危険が多いゆえに
他者の困惑を理解できるということだと思います。

男性はこのあたりの苦労、負担、危険が
少ないのであまり理解できなくて、
他者の困惑に対して薄情になるのだと思います。