「兵役拒否や戦争批判は軍人に対する差別」という
趣旨のわたしのツイートについた
リプライはもうひとつあります。
https://t.co/TKYFyZ47xk このかたの理屈だと、「戦争に行きたくない」と思ったり、戦争を批判することは、「軍人という職業への差別」になりそうです
— たんぽぽ (@pissenlit_10) June 20, 2020
その例えは極端だと思います。昔の戦争は強制的に赤紙で召集されましたが、風俗のお仕事は強制されるものでは無いですし。また必ずしも希望した職業で食べれている人ってそんなにいないと思いますが。志望の動機がどうであれ職業選択の自由が無く風俗で働く人は今の日本で存在するのですか?
— まさまさ (@OMqi7) June 21, 2020
このリプライの人は「昔の戦争は強制的に
赤紙で召集されましたが、風俗のお仕事は
強制されるものでは無い」と言っています。
たとえが極端というかわけがわからないのは、
このリプライの人だと思います。
岡村隆史氏の発言を批判する人たちが
問題にしているのは「経済的事情で
やむをえず性産業に従事する人」です。
軍人なら「経済的事情でやむをえず
給料の高い軍隊に入る人」になるでしょう。
食いぶちがほかにないのでやむをえず
軍隊に入る人は、むかしから実際にいます。
いまの日本でも、地方へ行くと自衛隊員募集の
案内ポスターを、町中でわりとふつうに
見かけることはあると思います。
仕事の少ない地方では、自衛隊が格好の
就職先になるということです。
岡村隆史氏の発言を批判する人たちは
最初から「経済的事情」と言っています。
それなのにどうやって「赤紙で徴収」なんて
お話が出てくるのかと思います。
このリプライの人の「強制」に対する
イメージが物理的もしくは法的、制度的に
連行するというものしか出てこない
ということかもしれないです。
従軍慰安婦の強制性の議論を少し連想させます。