2020年05月21日

一次情報原理主義に走り出した

5月19日エントリの続き。

nanaさんに不可解な粘着をする「山田晃嗣」は、
岡村隆史氏の「風俗嬢」発言に対して、
一次情報に当たることにこだわり始めました。

 


「一次情報」に必要以上にこだわる
「一次情報原理主義」とでも呼べる発想は、
とんでもな主張を展開する人たちに
ときどき見られることだと思います。
(類似のものとして「原論文に当たれ」があります。)

相手の示す根拠や論拠に反論できないので、
相手に要求する根拠のハードルを高くすることで、
根拠を出しにくくするということです。


「一次情報に当たれ」というのは、
「情報の正確さを期する」という観点から
いちおうもっともな主張ではあります。

また現実問題として、ネットで議論する一般の人は
一次情報にアクセスできないことも多いです。
それゆえ一次情報を要求されても
示せないことも多いので、「相手が不正確な
情報をもとに議論している」と、
印象付けることもできます。

それゆえ相手に一次情報に当たることを
要求し続けることは、自分の主張の根拠薄弱から
批判をそらすという観点からは、
一定の効果があることになります。


一次情報に当たるのはなぜかと言うと、
正確な情報にもとづいた議論をするためです。
それなら正確な情報にもとづいた
二次情報であれば、それを根拠にして
議論をしても問題がないことになります。

一次情報へのアクセスが困難な、
マスコミでも専門家でも事件当事者でもない
一般の人たちが議論するぶんには、
これでもじゅうぶんだとわたしは思います。

目的は「正確な情報にもとづく」であって、
「一次情報に当たる」ではないということです。


今回の「風俗嬢」発言に関しては、
nanaさんはYouTubeにアップロードされた
ラジオ番組を直接聞いて、岡村隆史氏が
当該発言をしたことを確認しています。


さすがの「山田晃嗣」も、岡村隆史氏の
ラジオ番組がYouTubeにアップロードされたものは、
「一次情報」と認めていました。


posted by たんぽぽ at 23:21
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