カチカンを不用意に批判して反発を招く」
という趣旨のことを言っている
「批判のしかたが悪い」という批判です。
不用意に他人の価値観を否定して反発を招く事実上のネガティブキャンペーンだ。選択的だから夫婦同姓を選びたい人は選べますよ!!で良いのに。
— うなぎ(steel_eel) (@dancing_eel) February 1, 2020
直接的にはこちらのツイートを指すようです。
推進派が批判した反対派のカチカンとは、
「伝統的家族」のことのようです。
夫婦別姓やひとり親支援などを否定する時にいちいち登場する謎概念「伝統的家族」。家制度が作られてから敗戦まで50年にも満たない期間に国民に強制された家族形態が「伝統」だというのは厳しすぎでは。庶民が公式に苗字をもったのも明治から。家単位のお墓に埋葬なんてのも家制度ができてから。 pic.twitter.com/WerbBEtp9I
— 明日の自由を守る若手弁護士の会/あすわか (@asuno_jiyuu) October 24, 2019
「夫婦同姓が日本の伝統的家族」とか
「父親と母親がいて子どもがいるのが
伝統的家族」は、「間違った認識」です。
「カチカンの違い」ではないです。
「間違った認識」であれば根拠を示して
反証する必要があることです。
反証することは「カチカンの否定」ではないです。
日本の夫婦同姓は明治の後半に
不平等条約を解消するために、
欧米風の法整備を導入したことにはじまります。
「日本で夫婦同姓になった起源」
「父親と母親がいて子どもがいる」というのは、
高度経済成長期に企業利益のために
普及させた家族イデオロギーです。
「家族思想という信仰」
いずれの家族のありかたも
日本の「伝統的家族」でないことは、
このようにして反論することができます。