2020年01月06日

夫婦別姓希望と事実婚は同数でない

12月29日エントリの続き。

東京新聞の選択的夫婦別姓のアンケート
「偏っている」と言う「Pちゃん」ですが、
「自民党員のみとか共産党員のみ対象」
ほかにも偏っている理由をあげています。

「Pちゃん」は事実婚の割合を持ち出しています。
これだけではなにが言いたいのかわからないです。

 


事実婚を選択するかたの割合が
少ないことと、東京新聞のアンケートの結果と
どのような「明らかな齟齬」があると
「Pちゃん」は言うのかと思います。

東京新聞のアンケートは回答者が
事実婚かどうかを問題にしていないです。
アンケート結果も、事実婚の割合が
影響するところはないと思います。


「Pちゃん」はこの少しあとに、
次のことを言いだしました。
これで「Pちゃん」がなにを考えているか、
見当がついてきました。


「別姓を選ぶなら婚姻届を出さなければ
よいだけ」と「Pちゃん」は言っています。
「Pちゃん」は事実婚の不利益が
わからなくて、「夫婦別姓を希望する人は
かならず事実婚にするはずだ」と
思っているのだと思います。

そんなことないのはあきらかです。
事実婚は法的な権利に制限があります。
それで結婚改姓したくなくても
法的権利を得るために、不本意でも
婚姻届けを出す人はいることになります。

「読めば読むほど事実婚でふじゅうぶん」
「選ぶ結婚 事実婚と法律婚は何がどう違うのか」




事実婚のデメリットがまったくわからず
(わかろうとせず)「夫婦別姓にしたいなら
事実婚でじゅうぶん」と無責任に言っている、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)ならではの、
ナイーブな認識にもとづいている
ということになるでしょう。
posted by たんぽぽ at 22:38
"夫婦別姓希望と事実婚は同数でない"へのコメント
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