「夫婦別姓なんて求めているのは少数派だから、選択的夫婦別姓なんていらない」 『実際に制度が導入されたら別姓を選択したいという意見は、決して一部の少数派ではないようですが…』 「それは大変だ。夫婦別姓にする夫婦が多数派だとしたら、家族の絆が破壊される。夫婦別姓反対!」
— じこぼう (@kinkuma0327) 2016, 1月 5
本来なら「少数なら社会全体への影響はわずかだから認めてよい」
「多数なら当然認められるべき」となるはずです。
非共存派のやっていることはまったく逆と言えます。
非共存派たちは、内閣府の世論調査で反対(非共存)が
多いことを理由に、選択的夫婦別姓の導入に反対してきたのでした。
2001年の世論調査では、賛成(共存)42%、反対(非共存)30%で、
賛成が多かったのですが、このときだけはさんざん「根拠」にしてきた
世論調査について、なにも言わなくなったのでした。
非共存派が「多数決」を持ち出すのは、
選択的夫婦別姓に反対するための「方便」に過ぎないのでしょう。
彼らには「反対」という「結論」が先にあって、
その「結論」に都合がいいときだけ「多数決」するということです。
