選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
結婚によって名字が変わることでアイデンティティに
悪影響を及ぼすことがあるのを、ひたすら矮小化します。
その一方で、父母で名字が異なることによる
「子どもへの影響」をやたら強調するのですよね。
これらを組み合わせると、こんな矛盾が出てくることになります。
https://twitter.com/kinkuma0327/status/568186945118957569
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夫婦別姓肯定派の苗字の変更はアイデンティティに関わる問題だ
という主張を「あり得ない」と否定するその口で、
「父母の姓が異なると、子供の心理に影響があるかもしれないだろ」
という論理で別姓に反対するということは、苗字がアイデンティティに
関わる問題だということを認めているに他ならないね。
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父母で名字が異なると子どもに影響が出るというのなら、
名字がアイデンティティに影響しているということですね。
実際に名字が変わった本人のアイデンティティは
たいしたことないと言いながら、改姓した本人でない子どもの
アイデンティティがなぜにこんなにも問題になるのかと思います。
なにか影響が出るとしたら、周囲の人よりも
本人のほうがずっと大きいことが通常です。
かかるダブルスタンダードは、彼ら非共存派には
「選択的夫婦別姓には反対しなければならない」という
結論がさきにあって、子どもはその既成の結論のために
利用しているということなのだと思います。
2015年03月12日
反対派のアイデンティティ認識
posted by たんぽぽ at 21:13
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