2026年01月04日

政治に期待できたことはなかった

1月2日エントリで、選択的夫婦別姓の
実現に関して政治には期待できないという、
わたしの見解をお話しました。

「選択的夫婦別姓・政治には期待できない」

 
じつのところ、選択的夫婦別姓の実現に
関しては、政治に期待できた状況なんて、
これまでに一度もなかったと思います。

自民党政権が議会で多数派と
なり続けているあいだは、選択的夫婦別姓の
実現なんて、政治におおよそ期待できないのは
言うまでもないと思います。

法務部会という自民党の党内会議で
選択的夫婦別姓法案を握りつぶすことで、
国会での審議自体をさせないからです。


2024年10月の衆院選で、自民党が過半数割れして
立憲民主党が議席をのばしました。
これによって選択的夫婦別姓の実現が
政治に期待できるように
思ったかたも、いると思います。

これも「それ以前よりはいくらか
状況が好転した」という程度だと思います。
実現が期待できる政治状況にまでは
いたっていないと思います。


2009年8月に民主党が政権をとったときは、
選択的夫婦別姓の実現が政治に
期待できる状況ではなかったのか?と、
思うかたもいるかもしれないです。

このときも、やはり選択的夫婦別姓の実現が
期待できる政治状況などではなかったと、
いまにしてみれば思います。
(くわしい考察ははぶきます。)



付記1:

日本は今後も、選択的夫婦別姓の実現が
政治に期待できる状況は、半永久的に
来ないのではないかと、わたしは思います。

日本で選択的夫婦別姓が実現するとしたら、
国際社会から制裁を受けた場合だと思います。
女性差別撤廃委員会の勧告のように
「言っただけ」ではなく、
実効的な罰則をともなう制裁です。

日本の社会や政治は罰を受けなければ、
選択的夫婦別姓を実現できないでしょう。
自力で選択的夫婦別姓を実現するだけの力は、
日本には「ない」と思います。



付記2:

坂本洋子氏にインタビューした記者は
なにを思って「それでも政治に
期待しますか?」と訊いたのかと思います。

「実現はあきらめないけれど政治に期待する?」
「「別姓阻止」に汗かいた高市氏 「通称使用の法制化」は何のためか」
――ずっと政治に振り回されて夫婦別姓が
実現しません。それでも政治に期待しますか?

やはり「選択的夫婦別姓の実現は
政治に期待できない」と思ったのでしょうか?
それとも、坂本洋子さんにはなにか
アイデアがあるのか、と思ったのでしょうか?

posted by たんぽぽ at 22:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
反対派がこの世から消えればすんなり通ると思います。
青野さんやヨスさんが仰っていました。
Posted by あいうえお at 2026年01月05日 15:46
そのような意見はよく聞くのですが、
現実に反対派(非共存派)がいなくなることは
ないだろうと、わたしは思います。

若い世代にも選択的夫婦別姓に放ちする人は
少数とはいえ一定数いるからです。
反対派(非共存派)の割合はすでに
下げ止まっていて、今後はこれ以上割合は
下がることはなさそうに思います。
Posted by たんぽぽ at 2026年01月10日 23:09
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