「男が苗字を変えてもいい」と絡んできた
反対派(非共存派)のツイートの続き。
この反対派(非共存派)は「女性だけが
改姓させられていることはない」と言っています。
意味不明
— catch me (@nekohigex) August 3, 2025
「女性だけが改姓させられている。だから法改正をしろ。」と主張しているから「そんなことはないぞ。だから法改正は不要。」と言ってるだけ。
「女性だけが改姓できて男性は改姓できない。法改正しろ」と主張する人がいたら同様に「そんな事無いぞ。だから法改正は不要」と言うよ
厚生労働省の人口動態統計によると
2023年の時点で、婚姻全体の95%の
ケースにおいて、女性が改姓しています。
「女性ばかりが改姓している」のが
現実と言わざるをえないです。
「ほとんど増えない妻の苗字を選ぶ結婚」
男性が改姓するケースは2000年ごろから
25000件前後で推移していて、
現在にいたるまで大きな変化はないです。
男性が改姓する割合はわずかながらも
増加し続けていますが、これは婚姻の
総件数が減っているためです。
なので、「女性ばかりが改姓する」という
状況に変化はないと言ってよいでしょう。
婚姻の総件数が減っているのは、
改姓したくない女性が結婚しなくなって
いることが考えられます。
女性が改姓する現状が変わらなければ、
結婚自体を拒絶するということです。
既婚女性の78%が、結婚するとき夫婦の
どちらの苗字を選ぶか話し合わなかったという、
大阪大学・三浦麻子教授の調査があります
「夫婦の苗字は話し合わないで決める」
52%の既婚女性が選択的夫婦別姓が
実現していれば改姓しなかったと回答したという
日経新聞と日経リサーチの調査があります。
「半数以上の既婚女性が改姓したくなかった」
これらを考えると、かなりの数の女性が、
結婚改姓したくなかったのに、
話し合いもなく相手の男性の独断で、
改姓させられていることになります。
よって「女性ばかりが改姓させられる」のが現実と
言わざるをえないです。


無理して考えだしたことだろうと想像します。
しゃしゃり出てきてえらそうなことを言いそうです。
「自分は改姓したくない、相手の女性に改姓させて
自分の苗字を名乗らせたい」と思っている
男性には、この反対派(非共存派)は、
なにも言わないのだろうと思います。
こうした場合にありがちなことです。
くだんの反対派(非共存派)の目的は
現状の差別構造の固定化だと思います。
それゆえ言うべき相手に言うわけにいかず、
被差別マイノリティに対する
嫌がらせをすることになります。