指摘する「問題点」をいくつか列挙して、
「まともなものがひとつもない」と指摘するツイートです。
反対派(非共存派)の主張に「まともなものがない」、
それは選択的夫婦別姓問題にかかわるかたが
つねづね思っていることだと思います。
反対派の指摘する問題点って
— る (@lps_zu) June 16, 2025
・家族の絆が〜(感情論)
・日本の伝統で〜(歴史修正)
・外国人に乗っ取られる〜(陰謀論)
・戸籍が壊れる〜(デマ)
・表札が出せない〜(しょうもない)
・夫婦喧嘩の原因に〜(知らんがな)
のどれかで、まともなものなど1つも聞いた事ないんだけど… https://t.co/223exBCSfN
それでも列挙したもののうち最初と最後は、
選択的夫婦別姓に反対する男性にかぎっては、
まがりなりにも「現実」ではあります。
反対派(非共存派)の男性は、
妻と子どもたちに自分の苗字を名乗らせないと、
夫婦や家族と感じられなくなります。
この自分が夫婦、家族と感じられない状態を
「家族のキズナがない」と言っているということです。
「家族のキズナ、家族の一体感の正体」
反対派(非共存派)男性が、選択的夫婦別姓に
反対するために持ち出す「キズナ」は、
一般的な意味での「キズナ」とは異なります。
選択的夫婦別姓に反対する男性諸氏は、
選択的夫婦別姓が実現すると、妻はきっと
生来の苗字に復姓すると信じています。
彼ら反対派(非共存派)は妻に望まない
改姓を押し付けた意識があるからです。
そして彼ら反対派(非共存派)男性は
妻が自分の苗字を名乗らないと
夫婦、家族だと感じられなくなります。
それで復姓する妻と、それを受け入れられない
自分とのあいだで「夫婦喧嘩になる」と、
彼ら反対派(非共存派)の男性は
「懸念」するということです。
「選択的夫婦別姓は新たな争いの原因?」
これら反対派(非共存派)男性の「現実」は、
選択的夫婦別姓に反対する「まともな理由」なのか?
という問題はありますが、ひとまずおいておきます。
両方にいるでしょうが、合理的理由は推進派にだけ
あって、反対派(非共存派)にはないですね。
このエントリでご紹介の反対派(非共存派)男性の
「現実」も、「合理的な理由」ではないですね。
反対派(非共存派)は自分たちの理由が
本当に「合理的」だと思っていたら、
国会でも自民党の反対派(非共存派)は
審議に応じているでしょう。