2025年06月05日

女性を守っている体裁にする印象操作

6月4日エントリの続き。

家族の中で自分だけ苗字が違うことが
たえられないのは、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)の男性だというお話の続き。

 
問題の反対派(非共存派)のツイートは、
暗い表情の女性が描かれています。
「女性にとって自分ひとりだけ
苗字が違うのは耐えられないはずだ」という
認識があるということだと思います。



選択的夫婦別姓をもとめるくらいの
女性でしたら、自分ひとりだけ家族と
苗字が異なっていたところで、
たいして気にしないでしょう。

そのような女性にとって大切なのは、
自分が望まない改姓をしないことであり、
生来の苗字を取り戻すことだからです。


反対派(非共存派)の男性は、
自分が家族と苗字が異なることが
たえられないので、女性の多くもそうに違いないと
信じているのかもしれないです。

「世の中には自分と異なる他人がいる」
ということが理解できないのは、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
男性にはありがちです。


問題の反対派(非共存派)のツイートですが、
あえて暗い表情の女性を描くのは、
「女性のためを思って、選択的夫婦別姓に
反対している」と言わんばかりです。

本当に選択的夫婦別姓に反対する理由は、
「うちの嫁が復姓したら嫌だ」と思っている
自分を含めた男性のためです。

かかる自分の劣情を隠すために、
自分が被害をあたえている女性を守っている
体裁にするのは印象操作もあると思いますが、
いろいろときたないというものです。

posted by たんぽぽ at 23:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
耐えられる人がいる事に気付いてませんね。
Posted by あいうえお at 2025年06月06日 21:36
「アンタが改姓すれば全員同姓なんだよ」と反対派には言いたいですね。
Posted by イト at 2025年06月08日 19:33
あいうえおさん

おそらく気づいていないのでしょうね。
彼ら反対派(非共存派)は、「他人もみんな
自分と同じ」と信じて疑わない人たちですから。

「たえられない自分」のことで
あたまがいっぱいで、ほかのことに
気が回らないこともありそうです。
Posted by たんぽぽ at 2025年06月09日 21:12
イトさん

反対派(非共存派)の男性諸氏は、
自分が改姓して妻の苗字を名乗るのは、
家族の中で自分だけ苗字が異なるより
さらにたえがたいものと思います。
https://x.com/pissenlit_10/status/1928809746129121402
Posted by たんぽぽ at 2025年06月09日 21:13
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