2025年05月03日

立憲民主党、内閣不信任案提出に「慎重」

立憲民主党が内閣不信任案の提出に対して、
きゅうに「慎重」になりました。
1ヶ月前は覇気があったのですが、
そこからだいぶ「トーンダウン」しています。

「立憲・野田代表「政治空白作ったら赤沢大臣訪米できなくなる」 内閣不信任案はトランプ関税の行方見て慎重に検討」
「不信任案提出はトランプ関税考慮 立民・野田佳彦代表、政治空白懸念」

 
記事を見たところ、アメリカ合衆国の
トランプ大統領が理由としています。
内閣不信任案を提出すると、政治空白ができて
関税の交渉ができなくなる、ということです。


この内閣不信任案の「トーンダウン」は、
選択的夫婦別姓もあるのではないかと、
わたしは思っています。

内閣不信任案を提出する状況として、
立憲民主党は、選択的夫婦別姓法案が
否決された場合を、やりだまにあげていました。

「選択的夫婦別姓否決で内閣不信任案?」
「選択的夫婦別姓・内閣不信任案で思うこと」

ところが、公明党や国民民主、維新からの
協力がなくなり、今国会での選択的夫婦別姓法案の
成立がまたしても難しくなったからです。


もともとの立憲民主党の計画では、
不信任案を提出するのは、選択的夫婦別姓法案が
参議院で否決された場合です。
衆議院では法案が可決することは、
前提にしているということです。

衆議院での選択的夫婦別姓法案の可決が
あやしくなって前提がくずれた以上、
内閣不信任案は出せそうにないと、
「後退」せざるをえないというものです。

posted by たんぽぽ at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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