2025年01月04日

夫婦別姓で合意できないカップルはだれか?

12月31日エントリの続き。

問題の反対派(非共存派)が主張する
「夫婦別姓で合意できないカップル」は、
どんな状況を念頭に置いているのかは、
想像はつきます。

 


男性が「結婚相手の女性が望まなくても
改姓させて自分の苗字で夫婦同姓にしたい」と
考えている場合だと思います。
つまり反対派(非共存派)の男性が
その本性にもとづいている場合です。

このような男性は、自分が改姓して
相手の女性の苗字を名乗ることは、
絶対に受け入れないです。
改姓するのはあくまで女性と考えています。
なので、結婚相手の女性が改姓しなければ、
夫婦別姓が必至となります。

そしてこのような男性は夫婦別姓が
受け入れられないのは言うまでもないことです。
なので「夫婦別姓で合意できない、
だから婚姻届けを出せない」と
いうことになるのでしょう。


「夫婦同姓希望と夫婦別姓希望で
合意できないカップルも出てくる」とも
問題の反対派(非共存派)は言っています。

これも正確には「相手の女性に改姓させて
自分の苗字で夫婦同姓を希望する男性」と
「改姓したくない女性」だと思います。



反対派(非共存派)の多くは、
「相手の女性に改姓させて自分の苗字で」という
条件が付いていることを隠して、
単に「夫婦同姓を希望」とだけ言います。

相手の女性が望まなくても改姓させることは
自己中心的で差別的だとわかるので、
その「本性」の部分を隠すのだと思います。


また反対派(非共存派)の多くは、
「望まない改姓をしたくない」が
本来の動機であることが理解できず、
「夫婦別姓を希望」とすりかえます。

反対派(非共存派)の男性は、
自分の結婚相手の女性が改姓しないことしか
意識できないのでしょう。
そして自分は絶対に改姓しないので、
「女性が改姓しない=夫婦別姓」に
なるのだと思います。


かくして「相手の女性に改姓させて
自分の苗字で夫婦同姓を希望する男性」と
「改姓したくない女性」という実態は、
「夫婦同姓希望」と「夫婦別姓希望」に
反対派(非共存派)あたまの中では
変換されることになるわけです。


posted by たんぽぽ at 15:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
それは今でもできませんよね?
Posted by イト at 2025年01月05日 10:46
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