2024年12月30日

選択的夫婦別姓実現で婚姻届けを出せない?

選択的夫婦別姓が実現すると、夫婦別姓で
合意できないカップルが婚姻届けを出せなくなる、
それが「選択的夫婦別姓の悪い影響」だと
言っている反対派(非共存派)です。

 


「選択的」夫婦別姓ですから、
民法改正後も夫婦同姓の選択肢はあります。
夫婦別姓で合意できないなら、夫婦同姓で
婚姻届けを出せばいいだけのことです。

最初のツイートの反対派(非共存派)は
なにをわけのわからないことを
言っているのかと思います。


それをわたしはツイッターでもお話しました。
そうしたら最初のツイートの
反対派(非共存派)は、「夫婦同姓希望と
夫婦別姓希望で合意できないカップルが
出てくる」と言ってきました。



選択的夫婦別姓をもとめるかたの多くは、
「望まない結婚改姓をしたくない」と、
考えていると思います。

結婚相手が自分から望んで改姓して
夫婦同姓になるのは、自分が不本意な改姓を
しないのでなんら問題ないです。

実際には、結婚相手も改姓したくない
ことが多いので、おたがい改姓をせず、
「結果的に夫婦別姓になる」ということです。
「夫婦別姓にする」ことは直接の
目的ではないということです。


よって実際にあると考えられるのは、
「望まない改姓をしたくない人」と
「夫婦同姓を希望する人」の組み合わせです。
このカップルは夫婦同姓を希望する人が
改姓することで、夫婦同姓で
婚姻届けを出せることになります。


posted by たんぽぽ at 22:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分が変えずに同姓でいたい人と、変えたくないから別姓でもかまわない人の結婚は今でもできませんね。自分が変えずに同姓でいたい奴は質悪いと思います。
Posted by イト at 2024年12月30日 22:58
>今でもできませんね

そのはずなのですが、反対派(非共存派)の男性は、
現状なら結婚できると思っています。


彼ら反対派(非共存派)男性にとって、
「自分は改姓しないで夫婦同姓がいい人」は
自分のような男性で、「改姓したくないから
夫婦別姓でもよい人」は、
結婚相手の女性なのだと思います。

それゆえ彼らは、女性が改姓したくないと
言ったところで、望まない改姓を
押し付けられると思っているからです。


>自分が変えずに同姓でいたい奴は

この問題に関する「諸悪の根源」ですね。

実際、問題が起きる原因となるのは、
「妻が望まなくても改姓させて、
自分の苗字で夫婦同姓がいい」と
考える男性だけしかいないです。
Posted by たんぽぽ at 2025年02月07日 20:09
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