2024年11月30日

妻の復姓が嫌な反対派男性・根拠はある

11月23日エントリの続き。

わたしがお話していることは、
mocciさんの体験に関してであって、
データにもとづいたお話ではないと、
暗い情熱の「四条烏丸」にお話しました。

 
そうしたら「四条烏丸」は、
「反対派(非共存派)の属性や理由を
根拠なく断定している」などと
また言ってきました。


この「四条烏丸」のツイートは、
「違いますね」が指しているものが
なんなのかよくわからないです。
なんのことを言っているのか、
わかりにくいツイートだと思います。


「妻が生来の苗字に復姓されたら嫌だ」が
反対派(非共存派)の核心的理由、
ということに「根拠がない」と
言いたいのでしょうか?

それでしたら11月19日エントリで、
その根拠に少し触れています。

「妻の復姓が嫌・反対派の核心的理由」

安倍晋三は『日本の息吹』2021年9月号で、
「妻が旧姓にもどしたら日本中の家族に
深刻な影響を与える」という
趣旨の記事を載せています。

「妻が旧姓に戻すと困る・安倍晋三の発言」



安倍晋三以前にも、「選択的夫婦別姓が
実現して妻が復姓すると言い出したら
離婚だ」と息巻いた地方議員がいました。

「「妻が旧姓に戻す」発言・安倍晋三以前」

議員と話す中で感じるのは、
選択的夫婦別姓への偏見だ。

「法改正などしてうちの妻が
元の姓に戻りたいと言ったら離婚だ。
責任を取ってくれるのか」


ツイッターでも、「選択的夫婦別姓が
実現したら、妻が生来の苗字に
復姓するリスクが生じる」という
反対派(非共存派)を見かけます。

「妻が旧姓に戻す「リスク」を検討しない?」



「妻が復姓したら離婚と同じだ」とか、
「望まない改姓などと抜かすな」と
いきりたつ反対派(非共存派)もいます。

「妻が生来の苗字に戻したら離婚?」


「女が望まない改姓とか抜かすな」


彼らも妻が望まなくても改姓させて
自分の苗字で夫婦同姓にしたい男たち
ということなのでしょう。
それで妻の復姓がよほど嫌なものと思います。


このように「妻が生来の苗字に
復姓したら嫌だ」という男性は
結構な数存在することがわかります。
「妻が望まなくても改姓させて
自分の苗字で夫婦同姓にしたい」という男性は、
それくらいいるということです。

選択的夫婦別姓は、結婚と苗字の
関係に関する問題です。
となれば、「妻が復姓したら嫌だ」が
選択的夫婦別姓に反対する人たちの
「核心的な理由」であろうというものです。


posted by たんぽぽ at 10:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
復姓くらい好きにさせろよと思います。
Posted by 改姓した男の人 at 2024年11月30日 21:47
「妻に復姓させてはならない」が、
彼ら反対派(非共存派)男性の「至上課題」であり、
「唯一の課題」なので、どうにもならないです。
Posted by たんぽぽ at 2025年01月08日 22:32
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック