自分に強制されるわけではないです。
夫婦同姓や異性との結婚がしたい人たちは
いまと同様に選択ができます。
そして他人が夫婦別姓や同性結婚を
したところで、自分には関係ないことです。
それなのになぜがんめいに反対するのか、
というのは反対派(非共存派)に対する
最大の疑問だと思います。
選択的夫婦別姓や同性婚に反対している人って、どうしてなの?
— スラ弁(弁護士大西洋一) (@o2441) October 29, 2024
制度が導入されたとしても自分たちが強制されるわけでもないし、他者がどうするかなんて自分には何の関係もない話だと思うんだけど違うの?イマイチ話が分かってないので詳しい人教えて。
この疑問は、選択的夫婦別姓に関しては
わたしは何度かお話しています。
(同性結婚のほうはわからない)
ここであらためてお話することにします。
選択的夫婦別姓に反対する人(男性)は、
妻が生来の苗字に復姓する、
あるいは自分が結婚する相手の女性が
自分の苗字に改姓しないのが嫌だからです。
このような反対派(非共存派)の男性は
「妻に改姓させて、自分の苗字で
夫婦同姓にしたい」と思っています。
そして選択的夫婦別姓が実現すると、
妻が生来の苗字に戻す、あるいは
結婚相手の女性が改姓してくれないと、
彼ら反対派(非共存派)の男性は信じています。
彼ら反対派(非共存派)の男性にも
「女性は改姓を望まないないもの」
「妻に望まない改姓を押し付けている」
という意識があるのでしょう。
現行の夫婦同姓が強制される状況では
妻が望まなくても改姓を押し付けて
自分の苗字を名乗らせることができると
思っているということです。
選択的夫婦別姓に反対する男性は、
「他人が夫婦別姓を選択する」ことが
問題だと思っているのではないです。
「自分の妻(結婚相手の女性)が
改姓しないという選択する」ことが
受け入れられないということです。
彼ら反対派(非共存派)の男性諸氏は、
じつは自分に関係がある理由で
反対しているということです。
反対派(非共存派)は生活感がなく、
もともとの思想がひどく偏っているので、
ふつうのかたには、なにを考えているのかが
わかりにくいのだと思います。
それに加えて、核心的なことを隠して
主張を展開するので、いよいよわけが
わからなくなるのだと思います。
わたしのつたないブログが、反対派(非共存派)の
精神構造と思考構造を「解読」するうえで
お役に立つなら、さいわいです。