2024年08月16日

岸田文雄の首相辞任で思ったこと

「たんぽぽのなみだ」ブログ8月15日
エントリで、岸田文雄が総裁選に立候補せず、
首相を辞任することについてお話しました。

「岸田文雄・自民党総裁選に出馬せず」

これについてわたしが思うところを、
お話したいと思います。

「【詳報】岸田首相会見 自民総裁選に不出馬を表明 首相退任へ」
「岸田首相、自民総裁選に出馬しない意向 裏金事件「誰かが責任を取らないといけない」」

 
会見の冒頭で、来月の自民党総裁選挙について
「自民党が変わることを国民の前に
しっかりと示すことが必要だ。
変わることを示す最も分かりやすい
最初の一歩は私が身を引くことだ。
来たる総裁選挙には出馬しない」と述べ、
立候補しない意向を表明しました。
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を
受けた対応で党内の支持を失い、
再選は困難と判断したとみられる。

不出馬理由として、政治資金パーティー
裏金事件について「誰かが責任を取らないと
いけない」との考えを周囲に示した。
岸田政権は2021年10月の発足から3年弱で幕を閉じる。

岸田文雄が首相を辞任する理由として、
「自民党が変わることをはっきり
しめすために、自分が辞任する」
「裏金事件の責任を取る」と述べています。


ようは「嫌になったので投げ出した」
ということだと思います。
「裏金」事件で政権や自民党の支持率は
低空飛行を続け、なにをやっても支持が
回復するみこみはなさそうです。
(なさそうに見えます)



こんな状況で首相を続けても、
これからも苦難にみちた政権運営が
待ち受けていると強く予想されます。
支持率が低迷を続けた状況で、
選挙になれば大敗も予想されます。

苦難のあげくに大ダメージを受けるより
いまのうちに手を引いたほうがいいと
考えるのも、むべなるかなです。

「裏金」問題にしても、もっと前の
統一教会問題にしても、ほとんどが
安倍派議員の起こしたことです。
自分には直接的に関係がないことで、
責任を取らなければならないのも、
岸田文雄としては理不尽だろうと思います。



付記:

2021年の衆院選で自民党が
大勝したとき、岸田政権の今後は、
「黄金の三年間」と言われていました。

多数の議席確保で安定した政権運営ができて、
つぎの選挙でも大勝できるだろうと、
そのときは予想されたのでした。

その「黄金の三年間」なるものは、
なんだったのかと思います。
ほぼ統一教会と「裏金」の3年間だったと思います。


posted by たんぽぽ at 21:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
岸田首相辞任に私が思うこと

今年イタリアで開催されたG7サミットは前年の日本で開催されたG7サミットと同じ、つまりすべてのG7トップは同じ人物でした。

それに関して海外メディアは、その中で安定しているのはイタリアのメローニ首相のみで他はすべて不安定。
来年のG7サミットはメンバーが大きく変わるだろうと指摘していました。

確かに早くもイギリスのスナク首相(政権交代)、アメリカのバイデン大統領(大統領選不出馬)、そして岸田首相の総裁選不出馬で7人中3人が変わりました。

私はどうしようもない流や展開を意識せずにいられません。
銃撃でなぜ安倍氏は命を落としトランプ氏は軽傷で済んだのか?
なぜ米民主党支持者の中でさえ評価の低かったカマラ・ハリス氏が大統領候補となり、「彼女ならトランプに勝てる」と言われるほど急激に支持率アップしているのか?

こういうことが現実に起きることで「自分ではコントロールできない何かが存在している」と感じ、統一教会等を信じてしまう意識に貢献していると言えましょうか。

岸田政権は安倍政権に出来なかったことをスーッと実現させました。

これも中々、説明は困難で夫婦別姓や同性婚も議論とか、正当性とかやっている状態は逆に見込みがない。
決まるときはスーッと決まる。
五輪の柔道やレスリングでも絶対的王者とされる選手が、激戦の末にではなく驚くほどアッサリ敗れるシーンがありました。

政治的に長年、膠着状態のものが決まるときも、そのようにアッサリとした感じになるのでは?と思う面もあります。
Posted by ネル at 2024年08月17日 01:48
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