2024年08月11日

親子別姓の子へのいじめはアメリカにある?

前のエントリの続き。

「アメリカ合衆国では、親子別姓だと
子どもがいじめられることがある」という
お話自体も疑ったほうがいいでしょう。

本人が「伝聞」と認めているので、
その時点で「その程度の信憑性」ですが。

 


子どものいじめは、おとなたちの
ネガティブな社会通念が凝縮されたかたちで
あらわれることが多いです。

日本で人と違った子をいじめることが多いのは、
異質なものを排撃するという
社会通念が日本にあるからです。


アメリカ合衆国はもともと多種多様な人が
暮らしていて、世界的には異質なものは
受け入れられているほうです。

異質なものを排撃する社会通念は
強くないでしょうから、親子別姓の子が
いじめられるとは考えにくいというものです。


アメリカ合衆国にあるおとなたちの
ネガティブな社会通念は「負け犬」への
強い風当たりだと思います。

なので、アメリカ合衆国にあると
思われるいじめは、「負け犬」と
認定した子への攻撃だと思います。


posted by たんぽぽ at 15:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アメリカは親と姓が違うのと逆に、まったく同じ場合がありますね。

ジョージ・ブッシュ・Jr.
日本では「パパブッシュ」「息子ブッシュ」とか示して区別したりしてますが。

オバマも同じでバラク・オバマ・Jr.
トランプも長男はドナルド・トランプ・Jr.ですね。

オバマはバラク・フセイン・オバマと父親がイスラム教徒なのでミドルネームに「フセイン」が入っています。

これはキリスト教徒も信仰に絡めた名が多いです。

ですから信仰や親、祖父母の名が用いられて、それは日本で言うところの父親が「明あきら」だから息子は「明彦」だということでなく、もっと直接的というか、そのまま同じでJr.を付けるだけとか。

そういう視点で見ると、むしろ日本人よりアメリカ人のほうが宗教的意識や家族の連帯感が強いのではないかと思います。

ただ、イタリアのメローニ首相が「神、祖国、家族」を重要視しているとしながら結婚せず事実婚的パートナーの男性がいて、去年か今年別れましたから、深いところでどうなのか不明です。
夫婦別姓も日本人とは別の角度で思考している感じがします。
イスラム圏も分かりにくいですが、キリスト教徒圏も分かりにくいものがありますね。
Posted by ネル at 2024年08月11日 23:54
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