2024年08月11日

ないとは言えないなら存在をしめせ

8月7日エントリの続き。

「アメリカ合衆国では、親子別姓だと
子どもがいじめられる」
という「伝聞」を
お話した反対派(非共存派)の続き。

 
根拠が伝聞だけというのは都市伝説の
可能性があることを、わたしは
ツイッターでも指摘しました

「外国の夫婦別姓の子がいじめられる?根拠は伝聞」

またこの反対派(非共存派)がしめした
もうひとつの「事例」も、国際結婚の
問題であって、夫婦別姓は
関係ないことを指摘しました。

「戸籍に親がいない?国際結婚の問題です」


そうしたらこの反対派(非共存派)は、
「世の中にはいろいろな人がいるから、
『事例はない』なんて言う人は
信用できない」と言ってきました。



わたしが示したヒアリング調査の
中には、両親が夫婦別姓であることが原因で
問題が起きた子どもの事例はないです。


なので、これらの資料にもとづくかぎり、
「事例はない」のは事実です。
事例がないのに事例があると言ったら、
そちらがうそをついたことになります。


わたしがしめした資料以外に、
夫婦別姓で問題が起きた子どもの事例が
あるというなら、それをしめすことです。

わたしはおたずねしたのですが、
くだんの反対派(非共存派)が
しめしたのは、都市伝説レベルのお話と、
まったくの事実誤認です。


ご存知のように「ないことをしめす」のは
原理的に不可能で、「悪魔の証明」と言います。
「悪魔の証明」を持ち出すのは、
「とんでも」にありがちです。

こうした場合、存在を主張するほうが
「あることをしめす」のが本来です。
「とんでも」は存在を証明できないから、
「悪魔の証明」に固執するのでしょう。

都市伝説レベルの流言を持ち出したり、
「悪魔の証明」なんて「にせ科学」の
信者なみのロジックを展開するほうが、
よほど「信用できない」というものです。


posted by たんぽぽ at 14:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
だとしてもいじめるほうが悪い。
Posted by イト at 2024年08月12日 19:24
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
なぜかそこで「いじめられるほうが悪い」と
考えるようです。

反対派(非共存派)ご自身が、
いじめをやりかねない人だからかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2024年08月15日 12:42
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