2024年08月09日

あの反対派の妻は生来の苗字で活動

8月7日エントリの続き。

選択的夫婦別姓に反対するわたなべ友貴ですが、
妻は杉並区議会の同僚議員、小林ゆみで、
生来の苗字で活動をしています。

 

わたなべ友貴と小林ゆみは、ふだんの生活は
夫婦別姓ということになります。

そしてふたりには子どもがいます。
となると、「お父さんとお母さんは、
なんで苗字が違うの?」と子どもが訊く
可能性はあることになります。

わたなべ友貴は自分の子どもから
「両親と同じ苗字がいい」と言われる
ことはないのかと思います。


ツイッターなどでの様子を見るかぎり
子どもはなにも言っていないようです。

もし子どもが夫婦別姓、家族別姓で
あることに対して不満があるなら、
わたなべ友貴はきっとそれを
ツイッターで語っているでしょう。



付記:

妻は家庭では戸籍姓を使って、
子どもに接している、だから問題ない、
旧姓使用なら賛成だと言っているではないかとでも、
わたなべ友貴は言うのでしょうか?

そうだとすると、母親にはふたつ
苗字があることになります。
家庭と仕事とで違う苗字を使っていたら、
子どもでもそれを把握するでしょう。

そうなると「お母さんはなんで
苗字がふたつあるの?」という疑問を、
子どもは持つことになります。
わたなべ友貴や小林ゆみは、どのように
子どもに説明しているのかと思います。


以前、畑恵のお話をしましたが、
夫婦別姓、親子別姓よりも、
「ひとりの人にふたつ名前がある」ほうが、
子どもには理解がむずかしいようです。

「結婚したら名前が変わるなんてヤダー! ― 小1生の本音を最高裁はどう聞く」
ある日、小学1年生の子どもたちと
給食を一緒に食べていた時のこと、
一人の女の子から「恵先生は、どうして船田と畑と
二つのお名前があるの?」と質問されました。

「私は、以前していたお仕事の関係で、
結婚する前の名前、"畑"でおぼえてくれてる人が多いのよ。
だから、二つの名前を使ってるの」と答えると、
「あー、知ってる。先生、昔、テレビ出てたんだよねぇ」
などとリアクションしてくれる子もいる反面、
どうも皆いま一つ納得がいかない様子。


posted by たんぽぽ at 22:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この女性は国会議員でなく区議ですが保守層では結構有名です。
記事になっている杉並の小林ゆみ区議、または港区の新藤かな区議あたりは、保守系雑誌にも登場し、下手な国会議員より知名度はあるかもしれません。

このような場合の綱引きは「旧姓使用で対応できる」vs「あなたはそうであっても私は旧姓使用で不自由がある」というものでしょう。

それと小林ゆみの認識は、自分は26才のとき無所属、コネ等なしで当選した。
理由は若い女だからであって、逆に56歳の男性なら落選していただろうと。

それまでもセクハラなど女性特有のイヤな経験もしたが、失敗をした際に女性だから大目に見てもらえた経験もあると。

つまり日本という国は年配の男性が支配し、彼らが甘い汁を吸っているという発想を持っていないので、議会においてもそう思っている議員とは対立しているでしょう。

このような女性は改姓するのは、ほぼ女性側であることを力関係、上下間系とは認識せず、自分が旧姓で議員をやっていることも、女性芸能人は結婚しても姓を変えず活動するくらいにしか思っていないでしょう。

保守系の女性国会議員でもそういう人はいて、芸能人とは大きく異なっても人気商売、知名度の重要性という割きりがあると思います。

また子供の件も、フランスの別姓夫婦80%は子供は男性側の姓になっているそうで、別姓導入が終着点とはならない可能性が高いと思います。

Posted by ネル at 2024年08月10日 00:44
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