「アメリカ合衆国では、親子別姓だと
子どもがいじめられる」という「伝聞」を
お話した反対派(非共存派)の続き。
くだんの反対派(非共存派)は、
もうひとつべつの「親が夫婦別姓で
問題がある子ども」の例をしめしました。
こちらは「伝聞」よりはましです。
くだんの反対派(非共存派)は、
わたしをうそつきよばわりしています。
なにやら人聞きが悪いですね。
あなたが真実でないことを平気で言う人間であることは、以下が示しています。https://t.co/d2JU1S4mDh
— s3u0s4 (@UltraLvp) July 1, 2024
本当に…
— おもち* (@kz_ai_10) June 29, 2024
私も母が外国人と再婚して色々大変だった。戸籍上は親が居ないみたいな記載になってるし。
夫婦別姓なんて自分達の事しか考えてないよ… https://t.co/13Df9xeGIr
「事例」は、母親が国際結婚したと言っています。
戸籍に親がいないみたいになっているのが
「いろいろと大変」だったそうです。
この「事例」の人は、夫婦別姓を
否定しているので、母親の国際結婚は
夫婦別姓を選択しているのでしょう。
日本人女性が外国人男性と結婚すると、
妻である日本人女性の戸籍が新しく作られます。
外国人男性は日本国籍がないので、
妻の戸籍には入らないです。
「外国人と結婚したら?」
このとき子どもはもとの戸籍に留まるので、
子どもの戸籍には、母親の除籍の記録だけなので、
「戸籍上は親がいないみたい」と
言っているものと思います。
国際結婚は夫婦同姓も選択できますが、
この場合でも戸籍の移動は同じです。
母親の戸籍が新しく作られる、
外国人男性はその戸籍には入らない、
子どもはもとの戸籍に残留です。
よって母親が夫婦同姓を選択していても、
子どもは「戸籍上は親がいない
みたい」になる、ということです。
「戸籍に親がいないみたい」なのが不満なら、
「事例」のかたは「国際結婚なんて
自分たちのことしか考えていない」と
国際結婚に矛先を向けるのが筋です。
国際結婚でも夫婦同姓は選択できますが、その場合も「戸籍上は親がいないみたいな記載」になります。そのときは「夫婦同姓なんて自分たちのことしか考えていないよ」と言うのかと思います pic.twitter.com/xZRyasZ7lv
— たんぽぽ (@pissenlit_10) July 2, 2024
くだんの反対派(非共存派)が示した
「事例」は、国際結婚の問題です。
その国際結婚がたまたま夫婦別姓だった
というだけで、夫婦別姓は「濡れ衣」を
着せられたということです。
事実誤認ですから「親が夫婦別姓で
問題がある子ども」の事例には
カウントするわけにはいかないです。
付記1:
子どもの戸籍には、除籍になった母親が
どこへ行ったかの記載はあるから、
「親がいなくなった」のではないという意見も
あると思いますが、ここでは置いておきます。
付記2:
戸籍の記載に「親がいないみたい
(親が別戸籍に入っている)」なのが、
なにが問題なのかという疑問もありますが、
これもここでは置いておきます。
「いろいろ大変」と本人は言っているけれど、
なにが大変なのかと思います。
それも語ってほしいところです。
親と戸籍がべつで、なにが問題なのかとも思います。
複雑化して困った手続きでもあったのかと思います。