2024年03月20日

男は世間体があるから改姓が不幸?

3月19日エントリの続き。

「男性より女性のほうが改姓したときの
不幸が小さい」などと言っている、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の続き。

この反対派(非共存派)は数字を持ち出して、
女性より男性のほうが幸福度の
減りかたが大きいと主張しています。

 

この数字に根拠はあるのかと思います。
「女性は男性ほど結婚改姓が嫌だと
思っていない」ことになりますが、
なにか調査でもあるのでしょうか


この反対派(非共存派)は数値については
突っ込むなと言ってきました。


定量的でなくていいです。
定性的でいいので、結婚改姓したときの
幸福度の減り幅が「女性<男性」になる
根拠を示してほしいところです。

この反対派(非共存派)は男性ですが、
「女性の意見をたくさん聞いたらそうだった」
というのなら、その「女性の意見」を
しめしていただきたいです。


このような追求をしばらく続けていたら、
くだんの反対派(非共存派)は
「男には世間体があるから、女性より改姓が
不幸になる」などと言ってきました。


「世間体」なんて自己保身ですよ。
こんな自己保身のために、自分が嫌なことを
結婚相手に押し付けるというのは
深刻に問題と言わざるをえないです。



それこそ「男のわがまま、身勝手」です。
この反対派(非共存派)はなにを
言い出すのかと身構えていたのですが、
わたしはしばしあきれました。

「世間体」というのは、女性より
男性のほうが顕著ではあると思います。
その意味では「男性ならではの結婚改姓
したくない理由」と言えそう
です。


posted by たんぽぽ at 12:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
男女ともに世間体や尊厳があるのだから、男女ともに変えない選択肢がある「選択的夫婦別姓」が彼の理想に近いと思います。
Posted by あいうえお at 2024年03月21日 16:42
>男女ともに変えない選択肢がある
>「選択的夫婦別姓」が彼の理想に近い

わたしもそう思うし、それをツイッターでも、
くだんの反対派(非共存派)に
指摘したのですが、なぜか反応がないです。


さしずめ、くだんの反対派(非共存派)も、
「妻が望まなくても改姓させて
自分の苗字で夫婦同姓にしたい」という
男性だろうと思います。

女性に改姓を押し付けることを
正当化するために、「女性のほうが改姓の
不幸が少ない」と言い出したのでしょう。
それが「選択的夫婦別姓が最善解」の
根拠になるとは思わなかった、
ということだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年03月22日 21:11
「改姓した男性は世間体が悪い」というのは非共存派だけですね。自分が改姓した男性を誹謗中傷するから、世間も誹謗中傷すると思っていると思います。
Posted by イト at 2024年04月21日 18:27
>「改姓した男性は世間体が悪い」というのは

それを言うのは、たいてい選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)で、自分が改姓したくないので、
相手の女性に改姓させたい男性ですね。

彼ら反対派(非共存派)は、改姓するのは
女性でなければならないと、思っていますからね。
それで男性が改姓するのは問題で
あるかのように考えるのでしょう。
Posted by たんぽぽ at 2024年04月28日 10:51
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