2024年02月17日

リテラシーの低下に貢献するにせ科学批判者

2月16日エントリの続き。

三重交通の公式キャラクターの問題に関して、
「表現の自由戦士」の歓心を買おうとする
「菊池誠」や、にせ科学批判のコミュニティに
対する批判のツイートの続き。

 


三重交通の公式キャラクターに対する批判を
「菊池誠」は「エロ表現」の問題だとして、
エロスの規制はよくないという
趣旨の主張を展開をしています。


問題になった三重交通のキャラクターは
つぎのようにエロスはあきらかに関係ないです。
どこから「エロ」が出てきたのでしょうか?
「菊池誠」はもとのイラストを
まともに見ているのかと思います。



批判する側も、エロ表現だから
問題だと言っているのではないです。
不自然な女性の描きかたをして、ステロタイプの
拡大をさせることが問題という趣旨です。


「菊池誠」はだれも言っていないことを
言ったことにして、批判側を批判することで、
喝采を集めていることになるでしょう。


なぜ「菊池誠」は、三重交通のキャラクター
批判に対して、まったくの見当違いの
言説を流すのかという問題が出てきます。

ようはろくに事実関係を調べず、伝聞だけで
「菊池誠」はものもうしていると想像します。
「フェミがなにやらやかましいようだが、
きっとこういうことなのだろう」
というレベルの憶測です。

あるいは「菊池誠」は事実関係を
把握してはいるが、わざと曲解して
取り巻き連中のあたまの中に入りやすいことを
言っている可能性もあります。


前者は「狂人」、後者は「狂人のまねをする人」だが、
後者も狂人に変わりはない、という
厳しい(?)ご指摘があります。

「にせ科学批判の右傾化問題(3)」

本人はネトウヨ認定したほうが悪いと思い込んでいるのかもしれないが、
申し訳ないが狂人の真似だと言い張って東大路通を走る人間は
京大生でなければ狂人である。京大生でも狂人かもしれない。

「菊池誠」がどちらのタイプであっても、
その言説はリテラシーという観点から
はなはだゆゆしいことに変わりないわけです。

そしてリテラシーの低下を放置すれば、
深刻な事態に向かうことになります。
それゆえリテラシーの維持のために、
適切な事実と根拠をしめして
反証することになります。


「リテラシーのいちじるしく欠如した、
見当違いの言説を流される」という光景は、
ツイッターなどではいやというほど
見ることができると思います。

放置してはならないとわかっていても、
反証する負担が膨大なのはいわずもがなです。
へきえきしているかたも多いでしょう。
ツイッター自体にさじを投げて
いるかたも少なくないと思います。

にせ科学批判というのは、リテラシーの
維持には人一倍神経を払うはずです。
リテラシーの欠如した「にせ科学」に対して、
事実と根拠をもって反証することが、
彼らの「なりわい」だからです。

そこへもってきて、にせ科学批判のかたが
積極的にリテラシーの低下に貢献する
というのは、どういうことかと思います。
にせ科学批判のコミュニティの劣化は
ここまできている、という感じです。


posted by たんぽぽ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 疑似科学(にせ科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック