自分は男性で結婚改姓したという
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の続き。
この反対派(非共存派)は、
結婚改姓したのはうそだと思うと、
お尋ねしたかたから疑われます。
このときこの反対派(非共存派)は、
「自分が改姓したとうそをついて
なんのメリットがあるのか?」と言っています。
あらーあなたは改姓してると言ったのですが
— いつも (@MRjoMbxeV6xDU9C) November 26, 2023
うそっぽいんですよねー
私が改姓したとウソをついたとして何のメリットが?
— ぎゅんた (@gyunta200093258) November 26, 2023
まあウソつきのあなたに疑われることは名誉ですけどね pic.twitter.com/jXyKFaUBIN
実際は結婚改姓していないのに、
「男性の自分が改姓した」と詐称する
メリットならいくつもあると思います。
本当にこの反対派(非共存派)の
男性が改姓したのであれば、
「望まない妻に改姓させた」
「改姓していない男性に、改姓の苦労は
わからない」といった批判を
すべて回避できることになります。
改姓した男性が選択的夫婦別姓に
反対しているということは
「自分は改姓したけれど、それで問題ない」
ということにもなります。
それは眼の前の結婚と苗字の問題で
苦労する女性たちに対して、
「改姓しても問題なくやれるのだから
お前たちも文句を言うな」という
メッセージを発することになります。
現在、婚姻で夫の苗字が選ばれる
ケースは、全体の95%です。
「女性が改姓する」と決まっているも
同然で、現在の夫婦同姓の強制が
ジェンダー差別であるゆえんです。
「結婚改姓する男性はほとんどいない」
「男性の自分が改姓した」と
思わせることができれば、男性が改姓する
割合は実際より高いかのように
見せることができます。
「女性が改姓するのがあたりまえ」という
明確な女性差別に対する批判を
緩和できることになります。
反対派(非共存派)は、選択的夫婦別姓を
求める女性に対して「結婚相手の男性に
改姓してもらえばよかった」と
言うことがあります。
男性が改姓しているという事例があると
思わせれば、「相手の男性に改姓させる」ことが、
「現実的」な対案であるかのように
見せられるようになります。
問題の反対派(非共存派)は、
わざわざ選択的夫婦別姓を求めるかたの
ところで、「自分は男性だけど
改姓した」と言っています。
男性の自分が改姓したと思わせることに
メリットがないなら、なぜ対立論者のところで、
それを主張するのかと思います。
それよりも選択的夫婦別姓派と強制的夫婦同姓派が結婚した場合は後者が黙って自分側の姓を捨てて相手の姓に合わせる。という決まりにした方が良さそう。 https://t.co/9M60SIDJGK
— はちもんじ (@Miiverswitch) November 24, 2023
私も男で改姓していますが夫婦別姓には反対です
— ぎゅんた (@gyunta200093258) November 25, 2023
コメントありがとうございます。
「改姓するのはほとんど女性」という
厳然とした差別構造がありますからね。
「自分は男だけど改姓した」と
詐称すれば、かかる差別構造を
否定できるので、反対派(非共存派)に
とっては都合がよくなります。
>「ぎゅんた」が本当に改姓していたら書かないようなツイートばかり
やはりわかりますよね。
「頭隠して尻隠さず」ということばが
ありますが、反対派(非共存派)の場合、
頭もお尻も隠れていないと思います。
自分が改姓したと詐称する男性の
反対派(非共存派)をそれなりに
見ているというだけのことです。
ある意味「ネットずれ」の産物です。
一般的には、男性で改姓したかたは、
改姓の苦労や理不尽が理解できて、
選択的夫婦別姓に賛成すると思います。
なので反対派(非共存派)の男性が
改姓を詐称する意味がわからなくても
無理もないと思います。