2023年08月21日

いまさら先進的でない選択的夫婦別姓

「選択的夫婦別姓を望むかたたちは、
『選択的夫婦別姓は先進的だ』と言っている」と
主張する反対派(非共存派)です。

 


事実関係として、選択的夫婦別姓の
どこが「先進的」なのかと思います。

選択的夫婦別姓についての法制審議会の
答申書が出されたのは1996年です。
それ以降にかぎっても四半世紀以上のあいだ、
選択的夫婦別姓は実現していないです。

「選択的夫婦別姓は問題になり続けてきた」

2023年の現在、世界中のほぼすべての
国において夫婦別姓の選択肢があります。
日本だけが夫婦同姓を強制する
世界中で唯一の国、ということです。

「夫婦別姓が選択できない日本以外の国?」



選択的夫婦別姓なんて日本国内でも
長すぎるくらい議論され、
ほとんど議論されつくした状態です。
国際社会においてはとっくのむかしに
解決した「過去の課題」です。

選択的夫婦別姓があした実現しても
「相当に遅すぎる」くらいです。
この期におよんで少しも
「先進的」ではないというものです。


日本で選択的夫婦別姓を望むかたたちは、
多くがこのような認識だと思います。
選択的夫婦別姓がいまさら「先進的」と
思っている推進派のかたなんて、
まずいないというものです。


追記:

少し加筆した。

posted by たんぽぽ at 22:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
選択的夫婦別姓は当たり前のことですね。自分たちが夫婦同姓を押し付けている遅れている人間だから「選択的夫婦別姓」が進んで感じるのは仕方ないと思います。
Posted by あいうえお at 2023年08月22日 14:09
こちらにコメントありがとうございます。

まったくですね。

反対派(非共存派)があまりにも
遅れているので、選択的夫婦別姓が
相対的に先進的に見える、
というだけだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2023年08月22日 22:09
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