結婚と苗字の希望について、
とある反対派(非共存派)が作った
「分類表」の内容を見ていくことにします。
希望者が均等になると仮定した場合。
— code. (@code_dia) May 7, 2023
同姓婚のみで交渉すると、
破談組み合わせは 1/9 … 約11%
別姓婚 ( 事実婚等 ) も込みで交渉すると、
破談組み合わせは 9/25 … 36%
希望者の比率を加味すると更に希薄化する。
選択的夫婦別姓法案通したら、
希望者率が増えると仮定したところで些細な範囲。 pic.twitter.com/Tjnf0YZs4U
この表によると、「○」と「◎」は、
苗字の希望がふたりのあいだで
抵触しないので、婚姻にいたる組み合わせ、
ということになるそうです。
「×」のところは苗字の希望が
ふたりのあいだで合わないので、
婚姻にいたらない組み合わせだそうです。
この「×」の組み合わせが
たくさんあるので「選択的夫婦別姓を
導入しても解決しないケース」が
たくさんあると、この反対派(非共存派)は
言いたいのでしょう。
男性と女性とで、結婚と苗字の
希望についてさまざまなケースを
網羅しているつもりのようです。
その実態は、ありそうもないケースが
あちこちに見られると思います。
選択的夫婦別姓を望むかたたちは、
自分が望まない結婚改姓をしないなら、
相手が改姓して夫婦同姓になるのは
問題ないことがほとんどです。
それゆえ「男性」「女性」のどちらも、
「別姓派」で「同姓妥協不可」
というかたがほぼありえないです。
ありえるのは「改正しないなら
同姓妥協可」のケースだけです。
女性で夫婦同姓を希望するかたは、
自分が結婚改姓することを前提にします。
それゆえ「女性」で、「同姓派」
「改姓したくない」はほとんどないです。
こうやってめったにないケースを
除外していくと、たくさんある「×」は
ほとんど消えることになります。
最初の分類表でありえる「×」は、
女性で「自分が改姓しなければ同姓妥協可」と
男性で「同姓派」+「自分は改姓したくなくて
妥協不可」の組み合わせだけになります。
それは「結婚改姓したくない女性」と
「夫婦同姓がいいが自分は
改姓したくないから、相手の女性に
改姓させる男性」の組み合わせです。
なんのことはない、現在でも
結婚と苗字の問題でトラブルになる
組み合わせ、ということになります。
ありえる「×」のケースにおいて、
トラブルの原因は自己中心的な
要求をする「夫婦同姓がいいが
自分は改姓したくないから、相手の女性に
改姓させる男性」にほかならないです。
具体的にはつぎのような男性です。
「たくやもちょべる」にもご紹介して、
ずっと意見をお尋ねしている人です。
「妻が旧姓に戻す「リスク」を検討しない?」
違うんですよ。別姓を選択出来るようになることによって夫の姓を選んでた妻が「別姓に出来るなら私も別姓にしたい!」と言い出すリスクについて全く検討されてないのが問題なんですよ。 https://t.co/hK6rAozKDa
— 松ぼっくり (@pinecone45) April 4, 2023
結婚と苗字の問題でトラブルを起こし、
婚姻にいたらない原因となるのは、
「選択的夫婦別姓に反対する男性」
ということです。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)に
ほかならないと思います。
彼ら反対派(非共存派)たちは
自分以外、とくに結婚改姓したくない
女性にトラブルの原因が
あるかのように言い募りますが。