選択的夫婦別姓と戸籍の関係についての
共産党の見解は、法制審議会の答申に
そったもので、多くの推進派のかたたちと
変わらないことをお話をしました。
共産党も選択的夫婦別姓が目的で、
戸籍の改変は手段であると
考えているし、戸籍の破壊なんて
考えていないこともお話しました。
そのような趣旨の回答を共産党から
もらっておきながら、「選択的夫婦別姓に
よって戸籍を壊すのが共産党の目的」と
勝ち誇ったように言う反対派
(非共存派)はなんなのかと思います。
いいえ
— 🌻グッチ 炭(すみ)治郎🌻 (@hcmakati) April 5, 2022
選択的夫婦別姓は目的ではなく手段と日本共産党が明言しています
選択的夫婦別姓の導入について
日本共産党に質問状を送り
回答をいただきました
・現行の戸籍制度の変更に賛成
・戸籍の個人登録=個人戸籍に直しを検討
選択的夫婦別姓によって戸籍制度を壊すのが目的と明確に回答しています https://t.co/JQvyCVxlg8 pic.twitter.com/9Pbx8wg0NF
この選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)は、スクリーンショットで、
共産党の回答の一部に赤線を引いています。
この「現行戸籍制度の変更」に賛成です。
別姓夫婦の戸籍記載について、
新しいケースを創設する当然の措置です。
のくだりです。
これは何度もご紹介している、
1994年に法務省が公表した
夫婦別姓対応の戸籍のフォーマットです。
このフォーマットを導入したところで、
なにか問題があるとも思えないです。
【定期】〝選択的夫婦別姓の狙いは戸籍廃止だ〟という情報は全てデマ。信じてはなりません。選択的夫婦別姓実現を目指し自民党も参画した1996年法制審議会答申も戸籍制度維持が前提。上川元法相は法改正後でも戸籍の機能は不変だと答弁。法務省も夫婦別姓に対応した戸籍フォーマットを公開済です。 pic.twitter.com/ZuyNqcOiU3
— ねこ。代理出産合法化及び子宮移植反対! (@Katalernejo) March 30, 2023
このようなフォーマットを導入することが、
「戸籍の破壊だ」と、問題の反対派
(非共存派)は言うのかと思います。
共産党の回答には「戸籍の廃止は必要でない」と
はっきり述べた箇所があります。
以上のように、選択的夫婦別姓は、
現行戸籍制度の変更が当然必要に
なりますが、廃止は必要ではありません。
問題の反対派(非共存派)は
ここには赤線を入れていないです。
まったく無視するもののようです。
問題の反対派(非共存派)は、
最後の個人単位の身分登録の
導入についての箇所に赤線を入れています。
これが共産党が戸籍が破壊するのが
目的だという「根拠」だと言いたそうです。
なお、家族単位登録の原稿戸籍制度
そのものを見直す要求もあります。
各自が「筆頭者」となる個人別登録が、
個人単位の身分登録に関しては、
選択的夫婦別姓の導入とはまったくべつに、
「こういう議論もある」という
意味合いで言及したものです。
また現行の戸籍にかわって個人単位の
身分登録を導入したところで、
なにが問題なのかもわからないです。
選択的夫婦別姓の導入とは直接関係なく、
かつそれ自体もなにも問題ないことを、
問題の反対派(非共存派)は
ことさらにあげつらって共産党を
攻撃している、ということです。
問題の反対派(非共存派)は、
きわめて恣意的なひどい曲解で、
共産党が言ってもいないことを
言ったことにしていることになります。
それも自分で貼っている
スクリーンショットを見れば、
すぐにはなはだしい曲解とわかる、
じつにおそまつなものです。
かかる反対派(非共存派)の、
このようなリテラシーの致命的な欠如は
どこから来るのかと思います。
それでも問題の反対派(非共存派)の
ツイートをリンクして、「共産党は戸籍を
破壊すると言っている」と「引用」する、
べつの反対派(非共存派)がいるわけです。
スクリーンショットをろくに
読まないで、はなはだしい曲解を
真に受ける人はいるということです。
見え透いていてもいいから、
とにかく言いがかりをつけて拡散させる
意義はあることになるのでしょう。