4月2日エントリで、なかつぼえつこという
選択的夫婦別姓に反対する自民党の
大田区議会選候補が、「夫婦同姓にしたい
カップルが大半だ」と言っていました。
「結婚改姓したくない女性が大半では?」
好きな人と同じ苗字になりたいと思うカップルが大半だと思いますよ。
— なかつぼえつこ(自民党公認@東京都大田区) (@nakatsuboetsuko) March 31, 2023
3月28日エントリでお話しましたが、
選択的夫婦別姓が実現すると、
夫婦別姓のかたが爆発的に増える
と言っている人がいますよ。
「選択的夫婦別姓・潜在的な希望は多い?」
今まで問題ないとか言ってるが、これからはどうなんだよ。爆発的に別姓が増えて、社会に名字が激増するんだろ。それで全く問題ないわけないだろ。別姓推進 派がなぜ信用されないか?それは、起こりうるリスクに対して議論もせず、単純に都合悪いことは全て無視するからだろ。
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) May 11, 2022
ということは、夫婦同姓にしたい
カップルはあまり多くない、
ということではないかと思います。
選択的夫婦別姓が実現すると、
妻が旧姓に戻すと言うから問題だと
いまはなき安倍晋三も言っていました。
「妻が旧姓に戻すと困る・安倍晋三の発言」
別姓問題で見落とされているのは、
「別姓法案」が成立すると、これから
結婚する人ばかりか、すでに結婚されている夫婦も、
1年か2年の経過期間にもう一度
同姓のままでいいか、別姓にするのかを
選び直すことができるようになるんです。
例えば、もし私の両親が生きていれば
両親も含めて1~2年のうちに選び直す。
女房からいきなり「やっぱり
私は元に戻します」、ということが起こる。
これは相当社会や家庭に遠心力を
働かせていくのではないかと思います。
安倍晋三は、選択的夫婦別姓の実現は
「相当社会や家庭に遠心力を
働かせていく」と予測しています。
これは旧姓に戻すという妻が
たくさんいるだろうと考えている
ということだと思います。
選択的夫婦別姓の実現で、
夫婦別姓にしたい(結婚改姓したくない)かたは
たくさんいるということです。
夫婦同姓にしたいカップルは
それほど多くない、ということだと思います。
こちらにもコメント、ありがとうございます。
彼ら反対派(非共存派)たちは、
夫婦別姓を希望するかたは少数だと
思いたい「願望」と、多数になったら
どうしようという「恐怖」とのあいだで、
揺れ動いているものと思います。