「選択的夫婦別姓が実現したら、
妻が旧姓に戻すリスクを検討しろ」という
ツイートにはたくさんのリプライや
言及ツイートがついて反論しています。
違うんですよ。別姓を選択出来るようになることによって夫の姓を選んでた妻が「別姓に出来るなら私も別姓にしたい!」と言い出すリスクについて全く検討されてないのが問題なんですよ。 https://t.co/hK6rAozKDa
— 松ぼっくり (@pinecone45) April 4, 2023
内容があまりに強烈なので、
言いたいことがある、というかたが
たくさんいるということだと思います。
たくさんリプライや言及ツイートがある
ということは、「妻が旧姓に戻すリスク」に
ついて検討するかたは、それだけたくさんいる
ということだと思います。
多くの選択的夫婦別姓を求めるかたは、
最初のツイートの反対派(非共存派)が
言い出してから検討したのではなく、
かねてから検討していたのでしょう。
それゆえ「妻が旧姓に戻すリスク」と
言い出す反対派(非共存派)が出てきたとき、
すぐに反応するかたがたくさんいた
ということだと思います。
「妻が旧姓に戻すと困る」と反対派
(非共存派)が言えば、選択的夫婦別姓の
推進派のかたは検討するということは
はっきりしたと思います。
検討がないのは「妻が旧姓に戻すと困る」
と言う反対派(非共存派)がいないからです。
前のエントリでお話した通りです。
最初の反対派(非共存派)は、
「うちの妻は望んで改姓した」と言っている
男性に「妻が旧姓に戻すリスク」の検討を
呼びかけることだと思います。
それでもだれも検討してくれないなら、
最初の反対派(非共存派)はみずから
積極的に「妻が旧姓に戻すリスク」を
主張すればいいでしょう。
自分の懸案事項を検討してほしいなら、
みずから積極的に主張することだと思います。
それなりに目立って、かつ重要事項と
多くの人たちから思われれば、
検討する人はたくさん出てくるでしょう。
そうやって議論で先導してまわりに
検討させる自由を行使できる程度には、
「決定権」はあると思います。