2023年04月08日

反対派が言えばみんな検討します

前のエントリの続き。

「選択的夫婦別姓が実現したら、
妻が旧姓に戻すリスクを検討しろ」という
ツイートにはたくさんのリプライや
言及ツイートがついて反論しています。

 

内容があまりに強烈なので、
言いたいことがある、というかたが
たくさんいるということだと思います。


たくさんリプライや言及ツイートがある
ということは、「妻が旧姓に戻すリスク」に
ついて検討するかたは、それだけたくさんいる
ということだと思います。

多くの選択的夫婦別姓を求めるかたは、
最初のツイートの反対派(非共存派)が
言い出してから検討したのではなく、
かねてから検討していたのでしょう。

それゆえ「妻が旧姓に戻すリスク」と
言い出す反対派(非共存派)が出てきたとき、
すぐに反応するかたがたくさんいた
ということだと思います。


「妻が旧姓に戻すと困る」と反対派
(非共存派)が言えば、選択的夫婦別姓の
推進派のかたは検討するということは
はっきりしたと思います。

検討がないのは「妻が旧姓に戻すと困る」
と言う反対派(非共存派)がいないからです。
前のエントリでお話した通りです。

最初の反対派(非共存派)は、
「うちの妻は望んで改姓した」と言っている
男性に「妻が旧姓に戻すリスク」の検討を
呼びかけることだと思います。

それでもだれも検討してくれないなら、
最初の反対派(非共存派)はみずから
積極的に「妻が旧姓に戻すリスク」を
主張すればいいでしょう。

posted by たんぽぽ at 12:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「そんなもん検討されてたまるか。てめえに決定権なんかない」と言いたいです。
Posted by イト at 2024年05月28日 01:14
くだんの反対派(非共存派)は、
自分の懸案事項を検討してほしいなら、
みずから積極的に主張することだと思います。

それなりに目立って、かつ重要事項と
多くの人たちから思われれば、
検討する人はたくさん出てくるでしょう。

そうやって議論で先導してまわりに
検討させる自由を行使できる程度には、
「決定権」はあると思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年06月02日 19:15
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