「夫婦別姓は子どもに悪影響があると思う、
という人が7割いる」と主張する
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「推進派はこの7割の人たちを
説得する必要がある」とも言います。
現に7割が「子供にとって好ましくない影響がある」と答えています。
— りょうま(年末年始は低浮上) (@ryoma09012) December 7, 2022
選択的夫婦別姓の実現にはこの7割の人たちを納得させる必要があると思います。
あと、学者が改姓してもORCIDに登録されていれば問題無いですし、ビジネスでは旧姓使用が出来る場面が増えています。https://t.co/thlhJ94nXa
このような言いかたをするということは、
この「7割」の人たちは、選択的夫婦別姓に
反対していると考えている
ということだろうと思います。
「7割」の人たちがみんな選択的夫婦別姓に
反対しているという根拠はないです。
「子どもに悪影響はあると思うが、
選択的夫婦別姓の導入はかまわない」と
考えている人も一定数いると考えられます。
また「子どもへの悪影響」も
かならずしも深刻なものであると
決まったわけではないです。
べつだん問題にしなくてよい
取るに足りないことの可能性もあります。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
他人もみんな自分と同じだと
思っている人が多いのでしょう。
それで自分と同じような意見を見ると
内容や根拠、程度もみんな自分と同じと
考えるのだろうと思います。
選んだ選択肢は同じでも、その内容、
根拠、程度はまったく異なるということは
いくらでも考えられることです。
「子どもへの悪影響があると思う」と
答えた7割全員を説得する必要はない、
ということは言えるでしょう。
事実婚や国際結婚などで親子別姓だった方に実際に悪影響があったかどうか聞いてみて、もしあったらそれをなくす方向に持っていけばいい、という話だと思うのですが、実際に親と別姓だった方からは特にそれで困ったことがあったという話は聞かない。むしろ「子供が可哀想だという偏見の目で見られた」というコメントは見たことがありますが。
そもそも「親子で姓が違う悪影響」って具体的にどんなことなのか。
「周りの人と違うことで変な目で見られる」→選択的夫婦別姓が認められたら、そういう人がいても当たり前になる
「親子の一体感が損なわれる」→同じ苗字だけど一体感がない親子もたくさんいるが、どうしても気になるなら同姓にすればいい。もし相手が苗字を変えたくないと言うのなら自分が変えること。
「苗字が違うから親子だと思われない」→苗字が同じだからと言って親子とは限らないし、公的な証明が必要でない限りは口頭でも問題なし。
他にあったとしても、法制化された時点で「あってもおかしくない」ものになるし、時間が経てば世間も慣れてしまうのではないかと思います。
反対派(非共存派)が「自分を説得しろ」と
言ってくるのは、絶対に説得されない
自信があるからだと思います。
選択的夫婦別姓を求める人たちが、
そこに乗ってくれば、議論を無限に
引き延ばせるので、選択的夫婦別姓の
実現は半永久的にないことになります。
反対派(非共存派)はそれを狙っているのでしょう。
>悪影響が「あると思う」ってだけで、「ある」ではない
ご指摘の通り、その調査は夫婦別姓に
対する「偏見」を調べたものであって、
「現実」を示したものではないです。
それでもたいていの選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、「あると思う」の
「思う」をはぶいて「『夫婦別姓に
悪影響がある』と答えた人の数だ」と主張します。
http://taraxacum.seesaa.net/article/474155566.html
反対派(非共存派)はこのように
すりかえることで、実在しない悪影響が
実在するかのように既成事実を
作ろうというのでしょう。
>事実婚や国際結婚などで親子別姓だった方に
>実際に親と別姓だった方からは特にそれで
>困ったことがあったという話は聞かない
それも反対派(非共存派)にお話する
選択的夫婦別姓を求めるかたは
たくさんいらっしゃります。
その場合の反対派(非共存派)の反応は、
大きくつぎの3タイプあります。
1. 事実婚や国際結婚はべつと主張する
(なぜべつ扱いかの根拠はない)
2. 無視する
3. 今後、夫婦別姓を選択することで悪影響が
ある子どもが出てくるはずだ、と主張をする。
(反証不可能でやはり根拠はない)
>「親子で姓が違う悪影響」って具体的にどんなこと
それもお話する選択的夫婦別姓を
求めるかたはたくさんいます。
考えられるパターンはどれも検討していますが、
反対派(非共存派)は聞こえないかのようです。
おそらく自分が想定するケースは
それらではないというのでしょう。
反対派(非共存派)の想定するケースは
自分のこと、つまり「妻に望まない
改姓をさせて、自分の苗字で夫婦同姓に
している男性」だと思います。
選択的夫婦別姓が実現したら
妻は生来の苗字に戻すが、自分は絶対に
改姓したくないので、夫婦別姓になると
思っているのでしょう。
そうした男性は、子どもにも
自分の苗字を名乗らせないと許せないし、
妻も同じことを考えていると信じているので、
子どもの苗字で自分は妻ともめると思っています。
それを選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
「子どもに悪影響」と言っているのでしょう。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
自分の娘について語ることは
ほとんどないので、どう思っているかは
よくわからない、というところです。
想像ですが、「妻に望まない改姓をさせて、
自分の苗字で夫婦同姓にしたい」というのが
反対派(非共存派)の男性の本性だと思います。
自分の妻が生来の苗字に戻すのを
阻止することだけが、彼ら反対派
(非共存派)の関心だと思います。
よって自分の娘のことはどうでもよく、
関心もろくにないのではないかと思われます。