2022年12月29日

悪影響があると思う人は選択しない

前のエントリの続き。

「夫婦別姓は子どもに悪影響があると思う」
という人が7割いると強調する
反対派(非共存派)がいるのでした。

 


夫婦別姓を選択すると「子どもに
悪影響がある」と思う人は、
夫婦同姓を選択すればいいと思います。

「選択制」なのですから、
選択的夫婦別姓が導入されたあとも、
夫婦同姓を選択することは可能です。

「7割」の彼らが夫婦同姓を選択すれば、
懸念する「子どもへの悪影響」は
まったく起きないことになります。


「子どもへの悪影響はない」と
思うかたたちだけが夫婦別姓を
選択することになるでしょう。

かくして「子どもに悪影響があると
思う」人がいくらたくさんいても、
選択的夫婦別姓の導入には
なんら問題がないことになります。


「夫婦別姓は子どもに悪影響があると
思うなら夫婦同姓を選択すればいい。
だからあなたには問題ないし
関係ない」は、「7割」向けの「説得」に
ならないのかと思います。


この反対派(非共存派)は、
「夫婦別姓で悪影響がある」と
信じている人たちがわざわざ
夫婦別姓を選択するという、不自然な状況を
想定しているのでしょうか?

あるいは反対派(非共存派)に
ありがちですが、「選択制」ということが
わからなくて、夫婦同姓の選択肢は
ないとでも思っているのでしょうか?




posted by たんぽぽ at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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