2022年12月29日

子どもへの影響・説得はすでにある

12月28日エントリの続き。

2021年の内閣府の世論調査にある
「夫婦別姓の子どもへの影響」の
設問を持ち出した、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)の主張の続き。


 
この反対派(非共存派)は、
選択的夫婦別姓の推進派は、
「夫婦別姓は子どもに悪影響があると思う」
という7割の人たちを説得する
必要があるとも言っています。


さらにこの反対派(非共存派)は、
「7割を説得する必要があると
言っているのに、推進派は耳を貸さない」
などと言っています。



12月28日エントリでも触れましたが、
事実婚、旧姓使用、国際結婚で
夫婦別姓の家庭のかたたちからの
報告がたくさんあるからです。

これらの家庭の子どもたち、
苗字が原因で問題が起きた
というかたは、まったくいないです。
親が夫婦別姓でも子どもに悪影響など
ないことを示している、ということです。

「子どもの気持ちを考えていますが?」
「子どもの気持ちを考えてください」


このような情報はずっと前から
機会あるごとに提示され続けています。
「7割」向けの「説得」は、
とっくになされているということです。

選択的夫婦別姓の推進派が
「耳を貸さない」のではないです。
「説得」がすでにあることを
くだんの反対派(非共存派)が
知らないだけです。


内閣府の世論調査に関して
考察する必要のあることは、
「夫婦別姓でも子どもに悪影響がないことは
示されているのに、悪影響があると
偏見を持つ人が7割もいるのは
なぜか?」になるでしょう。




posted by たんぽぽ at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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