関する調査(家族の法制に関する世論調査)に、
「子どもへの影響」に関する設問があります。
「2.婚姻した場合の名字・姓に対する考え方」
この設問で「夫婦別姓だと子どもに
好ましくない影響があると思う」と
回答したかたが69%いると主張する
反対派(非共存派)がいます。
現に7割が「子供にとって好ましくない影響がある」と答えています。
— りょうま(年末年始は低浮上) (@ryoma09012) December 7, 2022
選択的夫婦別姓の実現にはこの7割の人たちを納得させる必要があると思います。
あと、学者が改姓してもORCIDに登録されていれば問題無いですし、ビジネスでは旧姓使用が出来る場面が増えています。https://t.co/thlhJ94nXa
令和3年度内閣府世論調査によると、夫婦の名字が違う事による子供への影響の有無について、「子供にとって好ましくない影響があると思う」と答えた人は
— りょうま(年末年始は低浮上) (@ryoma09012) March 26, 2022
前回62.6%
今回69.9%
と増え、「影響はないと思う」は
前回32.4%
今回30.3%
と減りました。
別姓が子供に良くないと考える人が増えたという事ですね pic.twitter.com/c8CRmMQ3uX
この設問は毎回同じ内容なので、
前回調査(2017年)のときの議論は
そのまま当てはまることになります。
「「あると思う」は「ある」根拠でない」
内閣府の世論調査で訊いていることは
「好ましくない影響があると思う」です。
最後に「と思う」がついています。
「好ましくない影響が実際にある」ではないです。
上述の反対派(非共存派)のツイートでは、
「と思う」がはぶかれています。
よって引用が不正確になります。
引用は正確になされたいです。
この場合は、意味が変わってきます。
https://t.co/KMyePdCDIR 同じことを言うけれど、内閣府の調査は「子どもに好ましくない影響がある」ではないです。「子どもに好ましくない影響があると”思う"」です。「と思う」がついています。引用は正確にして、すり替えないことです
— たんぽぽ (@pissenlit_10) December 25, 2022
内閣府の世論調査は、子どもへの
悪影響がある「と思う」かという、
回答者の意識を訊いているものです。
それゆえこの調査をもって、
親が夫婦別姓だと苗字が原因で
子どもに悪影響が実際にあることを
示したことにはならないです。
親が夫婦別姓でも子どもへの悪影響は
ないことは、たくさんの事例によって
さんざん示されていることです。
「子どもの気持ちを考えてください」
「子どもの目線からの選択的夫婦別姓」
「親が夫婦別姓、子どもの本音を聞いてみた「困ることはない。以上」」
事実婚、旧姓使用、国際結婚の家庭は
現在でも日本に存在します。
そしてこれらの家庭で、苗字が原因の
子どもへの悪影響はないことの
報告はたくさんあります。
内閣府の世論調査が示すことは
「夫婦別姓で子どもに悪影響がないことは
示されているのに、事実にもとづかない
偏見を持つ人が7割もいる」ということです。
「子どもに好ましくない影響があると思う」と答えた人たちは、事実にもとづかない思い込みで回答したということ。内閣府の世論調査が示すことは、そのような偏見を持つ人が多いことである @ryoma09012
— たんぽぽ (@pissenlit_10) December 25, 2022