よく言われることだと思います。
それより「なぜリベラルを嫌う人が
いるのか」を問題にするほうが
適切だという意見があります。
「リベラルはなぜ嫌われるのか」みたいな問いはここ5年くらい散々目にして方が、むしろ「なぜリベラルを嫌う人がいるのか」という問いの立て方の方が適切だと思うんだよな。
— 平河エリ Eri Hirakawa (@EriHirakawa) November 16, 2022
特に、日米問わずネットにはびこる陰謀論は少なからずアンチリベラルと強く結びついている。
これはわたしも同意見です。
現状を的確に認識するためには、
リベラルを嫌う人たちの精神・思考構造を、
問題にするのがよいと思います。
言われるほどにはリベラルは
嫌われていないと、わたしは思います。
嫌われているように見える、というか、
嫌われていると思わされている
だけではないかと思います。
現状は保守・右派や反リベラルが、
本来以上に発言力や影響力を持っている、
というのが実際だと思います。
そしてそれは統一教会その他の宗教団体が
彼らの主張を増幅させるからです。
これは「たんぽぽのなみだ」ブログで
前にお話したことがあります。
「宗教団体が増幅する保守・右派の主張」
選択的夫婦別姓がなかなか実現しないとか、LGBT法案が押し返されたとか、こども「家庭」庁になったとかは統一教会が支配しているからでないのはもちろん、保守派議員の力が強いとか声が大きいとかだけではなく、大きく見せるだけの運動と増幅装置があり、岩盤保守層に影響する。
— Masanobu Usami (@usamimn) August 8, 2022
さらに統一教会その他の宗教団体は、
自民党を支援するので、自民党は選挙で
勝ち続けることになります。
「安倍・自民党の政権獲得と統一教会」
「自民党・安倍長期政権と統一教会」
かくして自民党政権の長期安定化を
背景にして力を得ている
保守・右派や反リベラルは、
いよいよ力を持つことになります。
「保守・右派や反リベラルが、
統一教会その他の宗教団体に支えられて
発言力、影響力が増大するので、
相対的にリベラルが弱くなり、
嫌われているように見える」が
現実ではないか、ということです。