2022年10月24日

上の子が下の子を憎む理由がわからない?

10月23日エントリの続き。

「後藤文彦」氏も、子どもをふたり
持つようになるのですが、上の子が下の子を
いじめるのを見て、なぜ自分が子どものころ
姉がかくも意地悪だったのか、部分的ながら
理由がわかったみたいです。

「おねえちゃん」

 
0012/6/8追記:
それにしても、なして おねえちゃんが
こんなに おいのどごば 目の敵にしてんのが、
ずーっと ずーっと不思議だったし、
それなりに大人になった おいは、
子供の頃のおねえちゃんは、なんか心に問題の
ある人だったんだべなって 納得すっぺどしてだげっと、
おいにも二人のわらす生まれで、
上のわらすが下のわらすさ嫉妬していじめる様が、
あまりにも懐かしい光景そのものだがら、
やっとその謎が解けだ

上の子にとって、下の子は、そんなにも
憎たらしい存在だったんだ。
それがわがったとごろで、 おい自身は、
いじめられでる下のわらすの方に
圧倒的に共感すっけっと。


「上の子にとって下の子はそんなにも
憎らしい存在だった」というのが、
「後藤文彦」氏の「わかったこと」だそうです。
なぜ「そんなにも憎らしい」と思うのか、
その理由まではわかっていないようです。

憎らしい「理由」までわからないと
「謎が解けた」とは言えないと思います。
それでもなぜか「後藤文彦」氏は、
すっかり謎が解けた気分でいるようです。


どんな人でもわけもなく
だれかを憎むことはないです。
憎むからには相応の理由があるはずです。
この「相応の理由」に「後藤文彦」氏は
なぜか関心が回らないようです。

理由もはっきりしないのに、
人が人を憎んでいたら、不可解で恐ろしいです。
ましてや自分がわけもわからず
人から憎まれていたら、なおさら
理不尽で不愉快で不気味だと思います。

「後藤文彦」氏は「そうかお姉ちゃんは
自分を憎んでいたんだ」だけで
納得できるみたいです。
自分が姉から憎まれた理由まで
はっきりしなくても、理不尽とか
恐怖とかは感じないみたいです。


上の子が下の子を不満に思う「理由」は
前のエントリで書いたことでしょう。
「下のきょうだいが愛情を持っていった」です。

「下のきょうだいに愛情を持っていかれた」

「下の子が産まれたら、親や親戚の
おとなたちからの愛情を下の子に
持っていかれた」のような思いも、
「後藤文彦」氏には経験がないわけです。

親やまわりのおとなたちからの愛情を
弟に持っていかれた、それがお姉ちゃんには
不満で不愉快で許せなかった
のではないかと思います。

多分に甘やかされた弟くんです。
「愛情の持っていかれかた」は
かなりのものだった(お姉ちゃんは
「かなり」と感じた)のではないかと想像します。

「後藤文彦」は自分がまわりから
甘やかされることを空気のように
当然と思い過ぎているのでしょう。
そのような自分の状況の客観視が
まったくできないということです。

それで自分のせいでほかの子が
受けるべき愛情を自分が横取っていることに、
かくも無自覚にして無理解に
なっているということだと思います。


上記引用でも、姉は心に問題のある人だ
ということにしようとしていたと、
「後藤文彦」は言っています。
また姉が自分に意地悪だった理由が
わからないと、自分の娘に
何度も話したりもしています。

「小学四年生のキルキルへ」

このくらい無防備に「わからない」と
言うのですから、「後藤文彦」は本気で
姉の気持ちがわからないものと思います。
(ここではそういうことにします。)

「後藤文彦」の徹底した無自覚ぶりと
無理解ぶりは、最後の文章
「それがわがったとごろで、 おい自身は、
いじめられでる下のわらすの方に
圧倒的に共感すっけっと」で、
とどめを刺していると思います。


付記:

上の子が下の子をいじめることは、
理由がなんであれ大問題であることは、
言うまでもないことです。

これについてお話するのは、
べつの機会にしたいと思います。


posted by たんぽぽ at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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