2022年10月23日

下のきょうだいに愛情を持っていかれた

前のエントリの続き。

「後藤文彦」氏は、姉は自分に対して
意地悪だった、ということを書いています。

「おねえちゃん」

 
子供の頃、おいはよぐおねえちゃんにいじめらいだ。
おねえちゃんはおいよりも約五歳年上だったげっと、
子供にとっての五歳の差は圧倒的な不利条件だった。
おねえちゃんはおいより遥かに
頭いくて、腕力も勝ってだがら、
おいがなんぼ作戦ねって仕返しすっぺどしても
絶ってえ敵わねがった。

親や親戚のおとなたちからとても
甘やかされたと思われる「後藤文彦」氏ですが、
姉はなぜか意地が悪かったようです。


なぜこのお姉ちゃんは弟にかくも
意地悪だったのか、想像はつかないでもないです。
それは前のエントリでわたしが
少しだけ触れたことです。

「下の子が産まれたら、親や親戚の
おとなたちからの愛情を下の子に
持っていかれた」のような思いも、
「後藤文彦」氏には経験がないわけです。

親やまわりのおとなたちからの愛情を
弟に持っていかれた、それがお姉ちゃんには
不満で不愉快で許せなかった
のではないかと思います。

多分に甘やかされた弟くんです。
「愛情の持っていかれかた」は
かなりのものだった(お姉ちゃんは
「かなり」と感じた)のではないかと想像します。


posted by たんぽぽ at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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