2022年07月30日

カルトと政治・危機感が薄い若い人たち

7月24日エントリの続き。

統一教会と自民党が深い関係を
続けてきたことはとても深刻なことです。

ところが30代以下の人たちは、
それにあまり危機意識を感じていない人が多く、
それがさらに怖いとも言っています。

 


カルト教団が政権与党の支持基盤となり、
30年にわたって悪影響をおよぼしてきたことは、
とても深刻なことです。
それに問題意識や危機感が薄いのなら、
それはなおさら深刻なことです。

ツイートでは「これは歴史的な大事件
というか、もはや国が沈むのでは?
くらいの一大事」と言っています。

実際、自民党と統一教会との癒着が
「失なわれた30年」という歴史的失策を
もたらした一面はあると思います。
現に「歴史的な大事件」であり、
「国が沈んでいる」と思います。

「空白の30年がもたらした失なわれた30年」


これも上述のツイートで引き合いに
出されていますが、いまの20代の人たちは、
オウム真理教が引き起こした
地下鉄サリン事件も、産まれる前のことです。
30代でも「ものごころつく前」です。

そんな彼らは、カルトの危険性を
身をもって実感できなくても、
無理もないのかもしれないです。

カルト教団が政権と密接に結びついて
長いあいだ悪影響をおよぼしたことが、
歴史的に見ても例がないです。
それゆえ経験のない世代にとっては、
学習の機会がないこともありそうです。


この様子だと日本社会は、統一教会と
自民党との癒着の問題を、解決するだけの
ポテンシャルはなさそうです。

上述のツイートは「自分の周りの
30代以下の人たち」と言っています。
社会全体では、問題意識を持った
若い世代の人たちがたくさんいることを、
祈るばかりです。


posted by たんぽぽ at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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