統一教会と安倍晋三との癒着に
あることが話題になっています。
「安倍晋三銃撃・統一教会への恨みが動機」
統一教会と自民党や安倍晋三との
つながりについての、わたしの思い出を
少しお話しておくことにします。
最初にわたしが統一教会と自民党や
安倍晋三との関係を知ったのは、
2006年5月に、安倍晋三が統一教会に
祝電を送ったときです。
具体的には「天宙平和連合(UPF)」
という統一教会系の団体が、
日本で主催した合同結婚式のときです。
安倍晋三から祝電が寄せられました。
ソウルに在住の日本人のかたが、
韓国語で書かれた統一教会の機関紙
『世界日報』で、安倍晋三の祝電事件が
記事になっていることを見つけました。
その『世界日報』の記事を、
見つけた日本人のかたが日本語訳して、
自分のブログで紹介したのでした。
それがきっかけで、この祝電事件が
知られるようになりました。
「今も最低だけどポストも最悪」
大会のようすを映した動画を
ネットにアップロードするかたもいました。
安倍晋三から祝電が届いたと、
日本統一教会会長が紹介するところが
動画で確認できたのでした。
統一教会の反社会性やカルト性は
すでによく知られていることです。
それゆえこの祝電事件は、
当時のネットで大きな衝撃となりました。
当時、政治関係のブログを書いていた
かたたちのあいだでは、安倍晋三の祝電は
もちきりの話題となりました。
彼ら政治ブログ書きの多くは、
自民党政権や安倍晋三に批判的でした。
そしてそのころは安倍晋三が1回目の
首相になる少し前、次期首相として
有力視されていたときだったからです。
彼らはこの祝電事件について
自分でもブログでエントリを書いて
情報の共有や拡散につとめました。
統一教会とここまで緊密な人物が
日本の総理大臣になるなど
もってのほかだからです。
自民党が統一教会と緊密なんて
とんでもないことは、わたしも
放置するわけにはいかないです。
統一教会は因襲・反動的な家族・
ジェンダーイデオロギーを標榜します。
選択的夫婦別姓の導入の妨害をはじめ
さまざまなジェンダー差別的な政策の
推進を支えることになるでしょう。
それゆえ自分でも情報をせっせと
集めてブログエントリを書きました。
また集めて情報を整理して、メインサイトの
コンテンツを作りもしました。
「統一教会に祝電を送る安倍晋三(1)」
「統一教会に祝電を送る安倍晋三(2)」
わたしはこの2006年5月の祝電事件は、
自民党と統一教会の関係を知る契機となり、
とても衝撃が大きかったのでした。
それでも自民党の議員の大多数と
統一教会が結びついているなんて、
この時点ですでに常識的に知っているかたも
いらっしゃったのでした。
そうしたかたから見ると、
「いまになって自民党と統一教会の
つながりを知った、という人もいるのだな」
という感じでした。
「すでにあたりまえのように
知っているかたもいることを、
いまさらのように知って衝撃を受ける」
ということは、わたしを屈折させました。
当時のわたしが統一教会と自民党との
関係についての情報収集と発信に
いっしょうけんめいなったのは、
このとき受けた屈折感もありました。