婚姻率が下がっても当然という
ツイートがあります。
ここに選択的夫婦別姓と婚姻率の
関係を否認するリプライがたくさんついて、
はなはだ残念なことになっています。
選択的夫婦別姓さえ実現できない国で若者が「結婚離れ」するのは当たり前だろうよ。 https://t.co/0RnVD8qhhO
— 笛美「ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生」発売中 (@fuemiad) June 11, 2022
関係を否認する人に関しては、
「否認したいならそれでもいいかもね。
その無理解が婚姻率をますます
下げるのだ」と、わたしは思います。
否認するのは選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)だろうと思います。
わざわざリプライするのは、
おそらく大半が男性だと思います。
前のエントリでお話しましたが、
婚姻率が下がって困るのは、
男性が多いと思います。
「未婚率が上昇して困るのはだれか?」
選択的夫婦別姓と婚姻率の関係に
無理解なことで、自分がますます
結婚できなくなる、ということです。
反対派(非共存派)の男性は、
「結婚改姓しない女はこちらから
お断わり」なんて息巻く人もいて、
自分が女性を選ぶ立場の
つもりでいることが多いです。
「結婚改姓するかどうかの「踏み絵」?」
結婚できなくなる人が
増えたとしてもそれは他人であって、
自分だけは結婚できると、
思っているのかもしれないです。
それゆえ婚姻率の低下も、
自分にとって深刻なことだと
意識できないのかもしれないです。
ただ、結婚改姓という原因がなくなるだけで結婚するカップルが例えば5組いたとしたら、100組が105組になる。確実に5組は増える。特効薬はなくても、効きそうなことを一つ一つ増やしていく。婚姻率を上げることも少子化の解消も、その積み重ねじゃないかなあと思うんですけどね。
現状の未婚率の上昇は、ふたことめには
「嫌なら結婚するな」と言い出す
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
望んでいる事態になりそうですね。
当の反対派(非共存派)は、かかる現状を
どう思っているのかと思います。
彼らが未婚率の上昇について
語ることはほとんどないので、
どう思っているかわからないです。
婚姻率を高めるためには、結婚しやすい
環境の整備のために効果がある、
ありとあらゆることを行なう
必要があると思います。
選択的夫婦別姓が実現しないことが
結婚のハードルになる人たちが
一定数いることはたしかです。
選択的夫婦別姓の実現は、婚姻率の
上昇のために必要なことのひとつで
あることは、たしかだと言えるでしょう。