2022年05月07日

「とんでも」な反対派を放置する日本社会

以下のツイートは、選択的夫婦別姓が
日本ではいつまでも実現しないことに
ついての、重要な指摘だと思います。

 


選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
主張は、どれも根拠薄弱なデマや
差別、偏見のたぐいばかりです。

問題は、彼ら反対派(非共存派)の
主張はそんなにも「とんでも」なのに、
なぜ彼ら反対派(非共存派)は
堂々としていられるのか、です。

2022になっても日本では
選択的夫婦別姓が実現しないというかたちで、
彼ら反対派(非共存派)は「成果」を
出し続けている事実があります。


「とんでも」な主張をする反対派
(非共存派)が大手を振るって
いられるのは、ひとえに彼らを取り巻く
日本社会の問題にほかならないです。

社会の無関心による放置や、
黙認、追認によって反対派(非共存派)たちは
「とんでも」意見を吐いても、
堂々としていられることになります。

かかる「とんでも」意見を野放しにして、
問題を感じないらしい日本社会の
反知性主義
は、相当に深刻と
言わざるをえないです。


ここでなぜ日本社会は反対派
(非共存派)の主張がかくも
「とんでも」でも無関心でいられるか、
という問題が出てきます。

ひとつは「オンナコドモのことは
くだらない」という、日本社会に深く
根付いている「政治的ミソジニー」
あると思います。

ジェンダー問題や選択的夫婦別姓に
関心があるかたでも、あまりに
「とんでも」なので反対派(非共存派)は
いずれ支持を失なう、くらいに思って、
問題を軽視するのもありそうです。


posted by たんぽぽ at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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