2022年04月23日

反対派は否定した女性の改姓の負担

4月16日エントリの続き。

「子どもは改姓すれば親子同姓に
なれる」というシチュエーションになると、
「正論」は猛烈に「改姓は負担だ」という
主張を展開しはじめました。

「夫婦同姓がいいが自分は改姓したくない」
「改姓の負担がなくなる?微妙なすり替え」

 
「改姓の負担」は望まない結婚改姓を
強いられてきた女性たちが、
ずっと背負わされてきたものです。

「正論」のような選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、そうした女性の
「改姓の負担」を、これまでずっと
無視や軽視をしたり、矮小化したり、
否定や攻撃をしてきたのでした。

自分や自分の想定する「子ども」が
改姓に直面すると、声高だかに
「改姓の負担」を主張するのは、
どれだけ自己中心的なのかと思います。


このような自己中心性についても、
「正論」ははっきり述べています。
「女が望まない改姓などと抜かすな」です。

「女が望まない改姓とか抜かすな」

「正論」に言わせると、女性には
「改姓の負担」を主張する資格が、
そもそもないということです。

自分(男性)や自分の想定する
「子ども」だけが「改姓の負担」を主張し、
改姓を拒否する特権があるというのが
「正論」の考えなのでしょう。


posted by たんぽぽ at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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