2022年04月16日

反対派は無視した子どもの改姓の負担

4月14日エントリの続き。

「子どもの改姓の負担」は、
じつは選択的夫婦別姓の推進派から、
何度もしめされていました。
子連れの女性が再婚する場合です。

 
連れ子が改姓するのは負担なので
避けたい、それゆえ自分も改姓しないで
結婚したいというケースです。
この必要から選択的夫婦別姓の
導入に対する要望がありました。

「子連れの再婚」

選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
このような連れ子の改姓の負担を
いままでずっと積極的に無視、
もしくは否定をしてきました。

ところが「父親が改姓して
妻の苗字を名乗ったので、子どもは
改姓すれば親子同姓になる」という
状況になって、きゅうに「子どもの
改姓の負担」を声高だかに
「正論」は主張しはじめたのでした。

「夫婦同姓がいいが自分は改姓したくない」



「母親が改姓したら、子どもは
いくら負担があってもいっしょに
改姓しなければならない。
父親が改姓したら、子どもがいっしょに
改姓すると負担になる」と、
「正論」は言っているとも言えます。

父母のどちらの苗字を名乗るかで
子どもの改姓の負担が軽視されたり
重視されたりする、反対派(非共存派)の
ダブルスタンダードは、
どういうことかと思います。


posted by たんぽぽ at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック