2022年04月10日

子どもは親子同姓でなくてもよかった

前のエントリの続き。

妻が旧姓にもどして父親が改姓して
妻の旧姓を名乗った場合、
子どもも母親の苗字に改姓すれば
念願の親子同姓になれる、という
お話をしていました。

 
「正論」という選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、子どもが
改姓するとなると、改姓の負担がある
とも言い出してきました。



これまで反対派(非共存派)は、
「子どもは親子同姓を望む」とだけ
主張を繰り返してきました。
「子どもは改姓を負担に感じる」とは
ひとことも言っていなかったです。

子どもが改姓して親子同姓になるという
状況になってはじめて反対派
(非共存派)は「子どもの改姓の負担」を
持ち出したということです。
これだけで「あと出しじゃんけん」を感じます。


反対派(非共存派)がこれまで
主張してきたように、「子ども」が
親子同姓を切望するなら、喜んで改姓して
親子同姓になるでしょう。

改姓にともなう負担はあっても、
さほど気にならないと考えられます。

なぜそこまでして親子同姓を切望する
子どもが、改姓を理由に「親子同姓に
なりたくなくなる」のかと思います。


じつは「子ども」にとっては、
「親子同姓になる<改姓したくない」
だったということなのでしょうか?

それなら「子ども」が親子同姓に
なりたい気持ちは「その程度」
だったことになります。
「子どもは親子同姓を切望する」という
ほどではなかったということです。

「子ども」が親子同姓をたいして
望まないなら、親子で苗字が違っていても
どうということはないでしょう。

夫婦別姓の家庭が増えたところで、
「子どもへの悪影響」なるものも
ほとんどないことになるでしょう。
選択的夫婦別姓の導入に反対する
理由もなくなるというものです。


posted by たんぽぽ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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